第三セクター |
会津鉄道 AT650形
会津高原温泉口駅にて 08/08/18
会津の山々を連想させるカラーリングですね。
側面はグレーの太い帯が力強い。
車外LED式電光表示。
会津鉄道社章。
野岩鉄道・東武鉄道乗り入れ対応「AIZU尾瀬エクスプレス号」
まずは車内全景です。AT-650形の車内の最大の特徴である転換腰掛の配置が見られます。
右手に見える白い壁はトイレですね。
転換腰掛です。脚台は両側足のある基本の形でどっしりと安定した作り。
手触りのいい表地で包まれた背ズリ・座面、特に背ズリは左右枕部も分割された造り。
また通路側だけではありますが巾が細いながらもヒジ当もあり上々ですね。
この転換腰掛に座って会津路の流れゆく車窓を堪能できます。
窓側はヒジ掛はなく、脚台の足分だけ隙間ができるためこのような隙間埋めが設けられています。
うまくヒジ掛の下の部分を活用して形状を出しているようですね。
天井の様子です。フラットでレール方向ラインが流れています。
側面の窓は大きく採光性もばっちりで開放的な雰囲気となっております。
日除けは特にデザインは入っておりませんが機能充分なもの。
出入扉は車椅子も通過できる大きな扉。
気動車ではありますが、ご覧の通り極力段差も小さく。
出入扉には開閉ボタンがついていました。寒冷地では必要ですよね。
ではさらに鬼怒川温泉方向に進んでトイレへ近づいてみます。
枕木方向の巾はそんなに余裕はないのですが、レール方向にはずいぶんと大きく
車椅子も対応可能な大きなトイレ。開閉ボタンこそないですが有り難いですね。
ご覧の通りトイレが車両半分を占めている感じでしょうか。
トイレ前の1人掛転換腰掛です。
運転台まで来ました。もちろんワンマン運転なので関連機器が周囲に設置されています。
整理券発行器はちょうどいい高さ。そしてその下のスペースを有効活用して消火器置き場。
運賃回収箱はごく標準的なタイプです。
LED式運賃電光表示器です。駅数が会津鉄道は第三セクターとしては多めなので細かく枠線が引かれています。
運転士腰掛は折り畳み式。
運転台です。
反対側の会津若松方向を向いています。
こちらはトイレは無いので両側もすっきりですが、気動車ゆえの膨らみが右手にぽっこりと。
こちら側の出入扉付近は基本は鬼怒川温泉方向とは変わりませんが、ゴミ箱が設置されていました。
乗降性を考慮してでしょうか。出入口付近は腰掛は2人掛ではなく1人掛が置かれ、
また転換腰掛ゆえに出入口方向に足が来てしまうことからきちんと仕切板まで設置されています。
AT650系 会津温泉口駅を出発です。(1分22秒) 右クリック新しいタブでお願いします |
会津鉄道 AT650系 3連 年始平日の朝を七日町駅を出発していきます 2023/01/05撮影 |
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