第三セクター |
秋田内陸縦貫鉄道 AN8900形
鷹巣駅にて 07/12/30
秋田内陸部をまさに縦貫する鉄道。東北のいいところを走ります。
柔らかなオレンジと紫の淡い帯が控えめに白色のボディを彩っています。
早速入って行きましょう。
急行仕様のこの車両では乗車口は2箇所となっており、
その分客室空間も広がることから、随分車内も奥まで続く印象を受けます。
天井の様子です。中央左右に2列レール方向にフード付き照明があります。
空調機器類はAN8800形に同じ仕様となっております。
側面窓は腰掛毎に1枚窓で用意され、その大きさも充分。
その窓と窓の間の柱には間接照明も装飾として用意されていました。
日除けはスクリーンではなく布地のカーテン。
こちらは車販コーナーとなっている空間です。
通常の急行運転時には使用されることはあまりありません。
故にこの撮影の際には備品類が置かれていました。
車販時に活用するのでしょうか?クリアシェルフになります。
車販コーナー横にあるのが出入口扉。
コーナー仕切となる壁面には乗降と車販準備のための横の握り棒が付いています。
車販コーナー前はロングシートとなっております。
気動車ゆえに段差は致したないところです。ステップはやや狭め。
こちらは角館寄の車両のデッキ部分にあるトイレです。
人一人が入って一杯の狭いトイレ。
トイレの前はロングシートと自動販売機が置かれていました。
長い路線を持つ秋田内陸縦貫鉄道ならではの設備かもしれません。
客室内全景を改めてご覧下さい。
転換腰掛が続く車内でその真ん中にラウンジ的なスペースがあります。
テーブルは2つ用意されています。高さは低く実際に使うにはどうかな?
こうやって見ると意外と背ズリは高いように思います。
バケットではないのですがもこもこと装飾として形状が変わっています。
座り心地としてはやや硬めの感じ。長時間の着座でも比較的安定して座っていることができました。
出入口付近にあるのはゴミ箱。
さて運転台に近づくとします。運転台裏まで客室は続いています。
また客室と運転台を仕切る壁は上部は透明で前面展望が楽しめます。
その壁面上には団体運転時のためでしょうモニターも用意されています。
その運転台はこちら。
秋田内陸縦貫鉄道 AN8900形 角館駅出発(3分11秒) |
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