第三セクター

神岡鉄道


KM150型「おくひだ2号」
茂住駅にて 00/04/16

昭和59年国鉄神岡線より第三セクター方式によって転換。
旅客輸送は本数は少ないものの、貨物も活躍しています。
車両は国鉄キハ20型の部品を流用して作られています。


KM100型「おくひだ1号」
神岡鉱山前駅にて 03/07/05


側面は青と赤の太い帯がぐるりと続いています。
出入口は客室内とは段差がありますね。




まずはKM100型「おくひだ1号」猪谷方向の車内全景から。
固定クロスシートが両側に展開しています。
国鉄キハ20型の部品を再利用して作られた車両であることから、
車内腰掛もよくみられる固定クロス腰掛です。


出入扉です。引戸のこの扉。ちょっと小ぶりですね。


この扉の横にある整理券発行器です。


猪谷方向の出入扉横にはこんなかわいいゴミ箱が置かれていました。


今後は奥飛騨温泉口方面方面の車内全景。
そうこちらに神岡鉄道の車両名物、囲炉裏があります。


さて運転台に近づいていきます。はっきりと判るのは乗務員スペースと客室が区切られていること。
中央には運賃回収箱が置かれその上部は茶色の透明の板で仕切っています。
両側は仕切られているものの窓もきちんと取られ、全面展望も守られています。
ただ運賃回収時に回収箱に入れているかどうかの確認が運転士はちょっと面倒そうでした。


左上にある運賃表示器です。駅数は少ないものの大きいですよね。


猪谷方向の運転台にはテレビが備え付けられています。通常は使用していないようですね。


運転士はこちらに座ります。クロス腰掛と同じモケット地を使用し、折り畳み腰掛です


今度は天井の様子。車内の殆どがクロスシートで吊り輪もなく、
それも冷房もないためとてもなにもなくてすっきりしていいですよね。
それでも古びた扇風機はあります。すでに懐古状態みたいなその姿はなんとも。


窓は2段式の昔ながらの開閉可能なもの。風を受けながら座れます。


なお、KM150型「おくひだ2号」の車内はこんな感じ。
違いは車内にトイレのあるのが2号のほうになります。


さて、この車両名物の囲炉裏です。車内にここだけ異なる空間。
本物の竹に鉄瓶がふたつ吊るされています。
腰掛は角型のベンチ式フレームに長方形の座と背を
載せただけのものですが、そんなことよりも、
この囲炉裏を囲む空間の存在がこの車両の中で一際あるものとなっています。


囲炉裏の炎はライトで照らし出しているフェイクですが雰囲気を高めます。


クロスシートです。正しいクロスシートでしょうか。基本形です。


運転台近くはロングシートとなっています。これは3人掛ですね。



☆沿線の風景☆  ちょっといい駅 神岡鉄道「奥飛騨温泉口駅」

☆沿線の風景☆  ちょっといい駅 神岡鉄道「神岡鉱山前駅」

☆沿線の風景☆  ちょっといい駅 神岡鉄道「飛騨神岡駅」



休日の午前、ゆっくりと奥飛騨温泉口駅を出発です。(1分12秒) ダウンロード[okuhidaonsenguchi-start.ra(134KB)




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