第三セクター |
南阿蘇鉄道 MT2000形
高森駅にて 07-08-17撮影
阿蘇の山々に囲まれた17.7kmの風光明媚な路線。
側面は白色をベースに赤と青色のデザインが入ります。
まずは全景から。立野方向を前に見たものです。
基本は中央部はクロスシート仕様、運転台付近はロングシート仕様となっています。
残念ながらトイレの設置は路線が短いこともあってかありません。
右手のダクトとなる柱があるのはやむ得ないことですがどうしても客室内の心象を悪くしてしまいますね。
天井を見上げました。割と離れた等間隔で照明そのものはカバーに包まれ大きいものの、
間隔が広いこともあってか明度としてはいまいちなものとなっています。
こちらの全景写真は高森方向を見たものです。
さきほどの全景写真でもそうですが車内全体は腰掛の表地がピンク色もあって温かみに包まれていますね。
こちら側はロングシートが両側に長めに設定されていることもあり、空間の広がりを感じます。
側面の窓はこのように2段式の開閉可能な窓です。
猛暑の時はこの車両では冷房が効かず窓を開けることもありました。
今度は運転台です。運転士腰掛は、客室内の腰掛と同じ表地となっていました。
運転台はコンパクトそのもので、簡易的なワンハンドルマスコン。
運転台横の運賃回収箱と整理券発行器の様子です。
運賃回収箱は運転台の横にありすぐ手が届く位置にあります。
整理券発行機はオレンジ色をしたシンプルな箱タイプ。
最後に腰掛の様子です。
まずはクロスシ^トですが、4人掛腰掛。
その実は2人掛腰掛を背中合わせにくっつけたものです。
座り心地はいまいちで背ズリも直角に近いものがあるので長時間着座には向いていないものでしょう。
ロングシートはクロスシートよりはやや柔らかめでまだ座り心地はましではあります。
仕切りは丸パイプのみのいたって簡素な作り。
第三セクター南阿蘇鉄道「阿蘇下田駅案内」(1分4秒)
一度聞くと耳に残る印象がつよい南阿蘇鉄道のメロディです。 |
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