第三セクター

三陸鉄道 キハ36形700番台

特定地方交通線の久慈・宮古・盛の3線区と未開通区間を引き継いで1984年に開業した三陸鉄道。
全国の第三セクター路線の先駆けで、2004年で早くも開業20周年を迎えました。
東日本大震災にも負けず風光明媚な車窓を楽しめる営業が続いています。


盛駅にて 2014/12/26撮影

2011年の東日本大震災による車両廃却に伴う代替新造、投入をクゥエートの支援で行いました。




早速入って行きましょう。


まずは全景から。腰掛の表地の赤系統の色と車内壁面ベージュ色の温かみが感じられます。


天井ラインデリアの様子。


側面窓。


トイレ設置のある運転台方向を見ています。
車椅子でも対応可能な大型なトイレは車内で右半分を占めていますね。


トイレ入口扉です。引き戸でかつ大きく使いやすい。


より運転台に近づいて行きます。


運転台とは対面となる側の出入扉口は
車椅子スペース確保もあり広く、すっきりとなっています。


近年の色彩鮮やかな開閉ボタン箱とは異なり従来の控えめな仕様。


運転台裏手側の出入扉付近は空間的には狭いのですが、
ロングシートとの間には背の高い仕切が設けられて寒冷地ならではの配慮が。


運転台の様子です。


折り畳み式運転士腰掛は腰掛表地は客室と同じでした。


貫通炉頭上にあるLED式電光運賃表示器。


運転台そばには整理券発行器と下が消火器入れとなったいます。


対面は広く空間が取られ前述の通り車椅子スペースも確保。


運賃回収箱は標準タイプ。


最後に腰掛達ですがこちらは客室内中央に陣取るクロスシート。
薄いですがヒジ掛けもヒジ当もついて気を配っています。


特徴的なのはクロスシート間に置かれているテーブル。
窓側だけではなくなんと特製テーブルが置かれているではないですか。



車端部のクロスシート前にも結構な大きさでテーブルが用意。


最後にトイレ前のロングシート。
クロスシートもそうですが座り心地は適度なクッション性でなかなか。
クロスシート背面にも表地が張られていてちょっと贅沢ですね。



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三陸鉄道 キハ36形700番台 盛駅出発です。(1分53秒)2014/12/26撮影
ダウンロード[Sanriku_tetudo_kiha36-700_sakari-st_start.mp4](85,920KB)



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