第三セクター

わたらせ渓谷鐵道 わ89-300形,310形


わ89-310形 桐生駅にて 2012/04/06

全身茶色の単行が高架駅桐生で静かに発車待ちです。


わ89-310形 水沼駅にて 2015/07/10

あかかねU。


わ89-310形 桐生駅にて 2015/07/10


車体側面に描かれたうさぎ。




わ89-300形 転換仕様車(引退)


車内はずらりと全てが転換腰掛が客室内に展開しています。


こちらは運転台の様子です。基本的にはユニット化された運転台仕様には差異は殆ど見られません。
運転台仕切の裏はこのように大きく開けられており、後方の視野を確保しています。


こちらは運転台横の運賃精算器です。


車両末端の転換腰掛前にはごらんのような仕切がついています。
腰掛の転換方向によっては出入口すぐに足がくるため空間として仕切が必要なためです。


こちらは天井の様子です。前述と同じですね。


さて、転換腰掛です。ずっしりとした腰掛は以前は多くみられた転換腰掛のタイプです。
側肘掛は肘当て部は樹脂カバーのかかったがっしりとしたもので、下部のフレームにはモケットが張られています。
そして窓側にも肘掛はありますが、こちらは肘当てはクッションの上にレザー張りとなっており、柔らかです。


そして同じく窓側に折り畳んで収納されているテーブルです。
転換時に向い合わせにした場合にはこの細長いテーブルが活躍します。
必要なときはテーブルを持ち上げ、収納する際にはテーブル端のボタンを押します。


座り心地はちょっと固めでやや長時間着座していると疲れてくるかもしれませんが、
車窓にはずっと渡良瀬川が続く沿線には最適の腰掛ですよね。



わ89-310形 セミクロス仕様


まずはセミクロスシートが展開する車内からご覧下さい。
濃い赤のモケットに包まれた腰掛、中央にはクロスシート、
車端はロングシートが展開しております。


側面の窓の様子です。布製のカーテンの日除けがいい。


天井の様子です。中央に一列にカバーがかかった照明があるほかはとてもフラットなものですね。


この車内にはトイレ設備が配置されています。
ちょっと狭いのが難点ですが、路線が長いわたらせ渓谷鐵道では必要ですよね。
側面の弁当の案内はわたらせ渓谷鐵道ならでは。


こちらは運転台方向の様子です。
左手には運転台、折り戸の出入扉が見えています。
右手は先ほどのトイレとなります。


かつては軽快気動車の標準であった折り戸の出入扉。まだ健在です。


1ステップ増設されているように思います。


さて運転台ですが、細い扉を隔てて空間として独立しています。


整理券発行器と運賃回収箱。使い込まれていますね。


運転士腰掛は客室内と同じモケットが縫製された折り畳み式です。



まずはトイレの前に配置されているロングシートです。
運転台近くでの乗降性もあり空間を取る必要もありますが、トイレにスペースを譲っていることもありますよね。


向かいのロングシートは4人掛。


反対側のロングシートは4人掛+4人掛。


こちらはクロスシートは車両中央に固まって配置されています。


古きよきボックスシート。小さな固定テーブル付。


基本のフレームにどっしりとした背ズリのクッション材が存在感を与えます。


ロングシートと背を向ける箇所も表地を纏っていました。



わたらせ渓谷鐵道 桐生駅発車。運転士の暖かみのある案内です。(1分5秒) ダウンロード[watarasekeikoku-kiryu-start.rm(263KB)]

わたらせ渓谷鐵道 下新田駅にまもなく到着です。(1分41秒) ダウンロード[watarasekeikoku-shimoshinden-arrival.rm(405KB)]



☆沿線の風景☆  わたらせ渓谷鐵道 ちょっといい駅「水沼駅」



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