JR九州 |
103系(筑肥線)
2006/08/18up
西唐津駅にて 03/08/24
とてもこの雰囲気の停車からはこれから博多の都心まで行くとは思えません。
真っ赤な顔で横の業務用の出入扉は真っ黄色。
側面は銀色でした。もう103系とは思えませんね。
側面出入扉横にはこの車両のロゴともいうべき意匠デザインが丸印で入っています。
行き先表示は幕でした。
グラディエーションとも見える暖色系の中央床の色に鮮やかな色をしたブルーの腰掛表地。
車両中央部7人掛腰掛です。詰物、表地は交換されバウンドの高い仕様となっています。
側面の仕切板は大理石調の化粧の入ったなかなか美しい板。
天井はすっきりと改修されており、空調口は照明よりも腰掛寄りに設定されています。
側面窓は2段式の以前からの仕様。
出入扉はご覧のような感じ。金属感そのままの平べったい扉です。
妻部に目を転じましょう。妻窓の存在がこの車両の艤装の特徴の一つです。
貫通扉は毎車両に設定されています。
戸袋窓は省略されていますね。
車端部腰掛は3人掛。仕様はまったく7人掛と同じです。
筑肥/福岡市営地下鉄では優先席はこの3人掛車端部に優先席が設定されていますね。
最後に先頭車両運転台方向の様子です。
前面白の仕切となる壁には業務員用の扉しか空いていません。
また腰掛の設定もなくすぐそばに扉が存在するのみです。
2016/08/21update
筑前前原駅にて 16/08/17撮影
2006年当時とは違い外観の真っ赤な顔こそ同じですが、
側面は赤と銀の2色での単純化された塗装色になっていました。
唐津駅にて 16/08/17撮影
しかも3両編成の筑肥線内封じ込め運用の様子。
筑前前原以遠はデータイムなどは直通の6両だと輸送量過剰のためこれでいいのかも。
なので方向幕はワンマンです。他車系とはすごいギャップ。
車内全景ですが、特段変化は無いようですね。
103系とは思えない車内の化粧板の透明感を感じます。
車両中央部にある7人掛腰掛。
両端の化粧板が美しい仕切りも魅力。
出入扉も座り込み禁止シールが張り付いているほかは変わりなし。
照明は裸ではあるけど蛍光灯がほぼ途切れることがなく続き、
決して通勤型車両ということで、
手が抜いているわけではないことが感じられます。
側面の2段式窓。
車端部の様子です。妻窓が明るく照らし出していて変わらずいいですね。
車端部3人掛腰掛。一部は優先席です。
こちらが以前とは最大の違い。トイレが設置されています。
うまいこと客室側は白の化粧板の壁面で設定され、
回り込むと鮮やかな黄色のトイレの扉が。
斜めの形とまるでトイレがずっとあったかのように配置されています。
中はこんな感じ。快適ですよ。
対面はあわせて車椅子などの座席のないスペースとなっています。
車端部がトイレとなっているためか、
こちらの車両では運転台近く7人掛の一部が優先席となっています。
運転台に近づきます。運転台すぐ裏手はご覧の通り腰掛の設定は無し。
筑肥線103系 西唐津駅出発です。2016/08/17撮影。(1分20秒) ダウンロード[103-chikuhi_nishikaratu_start.mp4(62,400KB)] |
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