JR東日本

183系「さざなみ」「わかしお」


館山駅にて 03/02/22

LED化しているヘッドマークは運転終了後はちょっと寂しいですね。


東京駅にて 03/02/22

往年のお化粧は色褪せて・・・




デッキから


まずは出入扉から。デッキ側の出入扉は特に化粧もなく素材感そのままのシンプルさ。
また扉自体も幅は狭くあくまでも優等列車としての特性を考えた仕様といえましょう。


出入口にあったゴミ箱。ふたを持ち上げて中にゴミを入れるようになっています。
ふたそのものも鉄板であり重く、またゴミも入れずらいことから現在の主流からは遅れていますね。


デッキから見た連結部の様子です。照明は少なめでまた配色も地味目な色使いなことからやや暗く見えてしまいます。


その途中にあるのがトイレ。扉は交換されているようでJR東日本でよく見られるトイレの扉です。


対面にはもちろん化粧台もあります。特に化粧板に凝っているわけでもなく、
ちょっと旧式のクリーム色の化粧板。右手に見える換気窓がいい感じです。


車両によってはこのように自動販売機も置かれています。


こちらは公衆電話。カード専用です。


それでは客室へと進みましょうか。



指定席車両(リクライニングシート車両)


まず入っての印象は飛び込んでくる腰掛の存在感です。
真中の通路を挟んで両側には2人掛の腰掛。


おそらくそれはこのためでしょう。
ハイデッキ仕様のため腰掛が高い位置にあるのでそういう印象を受けるのでしょうね。


天井はこんな感じ。照明カバーのある両側の照明が明るく車内を照らし出します。
トータル的なデザインとして縦の深みのある短冊状の格子カバーが無機質になりがちな車内の印象を和らげます。


荷物棚も天井と同じく格子状のデザイン。光が零れます。


側面の窓は大きな横長の1枚。


妻部の様子です。腰掛の青との対比で黄色の妻部。
扉上部には最近の多くの車両で見られる電光表示器もなくとてもあっさりとしたものです。


扉ももちろん黄色。真中の窓には透かしがありませんね。


隅用テーブルです。


フリーストップリクライニングの腰掛、窓側と通路側とでは表地を分けています。
背面には背面テーブル、その下には網袋。中肘掛も肘掛と同じものを採用しています。
窓側の窓には布地のカーテン。



ヒジ掛の色は独特の青色。どうか・・・な?



自由席車両(簡易リクライニングシート車両)


まずは全景。やはり腰掛の背ズリの高さ位置によるものでしょう、
先ほどの車内とは印象が変わって見えます。


天井の様子です。装飾などもなくただただシンプル。


先頭車のこの車両では客室内に飛び出るような感じで機器が納まる空間が存在します。
デッキとつながる扉もとくに交換されることなく素材感そのままの手動の扉。


隅用テーブルです。


ちなみにこの扉の向こうの運転台のあるデッキの様子です。


窓は指定席車両とは変わりはありませんが、
窓側には腰掛に背面テーブルが無い代わりにテーブルが壁に取り付けられています。


さて腰掛です。こちらでは窓側通路側に関わらず同色の表地。
簡易リクライニングで、ヒジ掛先端の白いごついレバーを持ち上げることでリクラさせます。


背面テーブルはありませんが小さいながらも網袋は存在します。


そして最大の特徴。ヒジに折りたたまれた?テーブルを上に持ち上げてきて反転させて
テーブルとして使うことができます。が、どうしてもその面積も狭く使いづらいかも・・。



183系 特急「さざなみ」東京発車前の案内です。(21秒) ダウンロード[183-sazanami-guide.rm(197KB)]

183系 特急「さざなみ」東京駅発車後の案内です。(4分23秒) ダウンロード[183-sazanami-tokyo-start.rm(2289KB)]

183系 特急「さざなみ」蘇我駅到着です。(1分4秒) ダウンロード[183-sazanami-soga-arrival.rm(573KB)]




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