JR西日本 |
213系0番台
まずはグリーン車から。
(グリーン車は休車)
岡山駅にて(グリーン車)99/05/01
最大限眺望をよくするために外観側面はぎりぎり上部一杯まで窓枠が取られています。
またその窓と側面に入る鮮やかな2色ブルーのシンボルカラーとのコントラストが素晴らしい。
眺望を窓枠以外にも高めるため、エントランスはご覧の通り
段差が設けられており、幾分高めなハイデッキとなっております。
エントランス右手には荷物スペースが設けられております。
なお、左手はおしぼりが用意されております。
上部を見てみるとなかなかおしゃれな間接照明がつけられております。
地味目ではありますが、車内全体のバランスと調和が見事です。
運転台とを仕切る壁全面は全てガラス仕様で前面の眺望は文句の付けところがありません。
さて腰掛はゆとりをもったシートピッチに赤系統のモケットをベースとした、
回転式リクライニングシートが並んでおります。
照明同様派手ではないのですが、その色彩に存在感を感じます。
もっと近づいてみます。
かなり脚下部までカバーする座クッション、肘掛には贅沢なレザー仕様、
枕部が大きめな背ズリなど、快速のグリーン席としては破格な仕様は、
この車両の、このグリーン車に掛ける意気込みを感じます。
なお、腰掛中央部の下部にある黒のレバーを押してまわすと・・・
窓枠に向かって正面の位置まで回転し、広い窓から外が一望出来ます。
また肘掛け中にはごらんの通り収納式テーブルも備えております。
ただちょっとその厚みからも簡易的なテーブルといえるでしょう。
岡山駅にて(一般車)99/05/01
今度は一般席。ブルーを基調とした転換腰掛がずらりと並びます。
まず目を惹くのは枕カバーでしょう。ビニール製の柄入りのものです。
賛否両論あるところではないかと思いますが、わりと地味なブルーのモケットが
この枕カバーのお陰で腰掛の印象を締めていると思います。
次にはソデ体の赤の化粧板。これはちょっと上品な印象に仕上げてきた
腰掛にとって私はマイナスの感じを与えているように思うのですが。
出入仕切だって気合は抜けません。
従来の仕切棒に加えて化粧を施した板がはめ込まれています。
なんでもないように見えて実は車内の間取りを演出しているものですね。
他のページも見てやってください。