JR東海 |
313系8500番台
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中央線 名古屋駅にて 13/03/02
313系シリーズの一つとして登場した85000番台。
中央線座席指定車両として他の番台とは外観等を変え登場しました。
しかしながら2013年3月を持ってセントラルライナーは廃止に。
中央線 名古屋駅にて 13/03/02
8500番台はオレンジ色の帯にスリットが入ります。
セントラルライナーとして運用時には真ん中の扉は締切扱いとなります。
まずは客室内の全景からみていきます。
出入口から入ってすぐ客室方向を見ております。
やはり最大の特徴は左右に見える仕切り壁ですね。
車内は見渡せながらも出入口とはきっちりと区分けする役目を果たしております。
これに対し車両中央の出入口では壁ではなく透過のある板で区分がなされています。
さらに客室奥へと進むと赤の表地を纏った転換腰掛が並びます。
また車内の壁面はややピンク色掛った化粧板となっており、
これもまた他の番台とは異なる装飾です。
天井の様子です。センターラインデリア。
側面は横長の大きな窓が設定されております。日除けもこの番台だけはカーテン。
車内に並ぶは転換式腰掛。
仕様そのものはほかの番台と同じで表地だけがピンク系統の色を採用。
でも他の番台が青系統の色なので暖色系の色彩とするだけでずいぶん違いを感じます。
出入扉に目を移すと白の化粧板で美しく彩られた扉は、
この車両がセントラルライナーとしての運用を他の番台にはなく専任であることを考えると、
両開きにしておくにはもったいないほど。
開閉ボタンは他の番台同様です。
運転台方向を見ています。横一列の前面展望を望める窓はうれしいのですが、
313系という車両の性格上どうしても近郊型の仕切りはすっきりとはしていません。
運転台内部の様子です。
他の番台とは大きく違うもうひとつの艤装がこの電光表示器。
運転台方向仕切の列と並列で天井から垂れ下がった状態で掲げられています。
最中津川寄車両の車端部にあるのがこの固定クロスシート。
奥の妻壁にあるのが2人掛で、出入口に近いほうにあるのが身障者用腰掛。
固定クロスシートは固定である他は転換腰掛とほぼ同じ。
背ズリがどうしても妻壁の直角の影響は受けてしまいますが。
クロスシートにはこのようなテーブルが用意されています。
身障者腰掛も固定式であるため方向こそ変換はできませんが、
通路側ヒジ掛は跳ね上げであったり、車椅子固定用ロープがついていたり機能は備わっています。
他車両の妻部もご覧の通り出入台も妻部もどちらも固定クロスシートで一角を構成しています。
そして上記固定式腰掛の対面にあるのがこちらのトイレ設備。
可能な限り広くというわけではないですが必要充分の広さを確保した身障者対応トイレ。
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セントラルライナー運用 313系8500番台名古屋駅発車です (2分36秒) |
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