JR東海 |
373系「ふじかわ/伊那路/ムーンライトながら」
中部天竜駅にて 00/06/17
雨の伊那路によく似合う373系です。
まずは車内設備から
まずは運転台。デッキからもよく運転台の全てをみることが出来ます。
非常に視認性は高そうです。右手にはくずもの入れが見えています。
客室内の電光表示器はJR東海の標準とも言うべきシンプルなものです。
駅到着前には到着駅と次の到着駅案内を行います。
デッキから客室内を覗いています。この373系の最大の特徴である、
デッキと客室との間に扉がない!がよくわかります。
車両運用の汎用性を持たせるためこのような仕様となったわけですが、
特急運用の場合はやはり見なれないため変な印象を受けます。
扉近くの人はデッキの音が煩い反面、扉の開閉が無いため、
乗客の出入りには気になりにくいとは思います。
ただデッキに立席者が居るときは落ち着かないでしょうね。
今度は水まわり。こちらは洗面台です。
通路に対して横にあるため、個室感が感じられます。
トイレですが、ご覧の通り明るく、非常に広いです。
洗面台に合わせちょっとしたテーブルもあり、何かと嬉しい配慮です。
次は腰掛を見てみます
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まずは全景。最初に目に飛び込んでくるのは腰掛の表地。
紫に近い落ち着いた赤に流れのある模様が入ったものです。
車内全体がクリームもしくはグレーといった色彩でまとめられているので、
よりこの表地の色が目立つように感じます。
両側にはリクライニングシート。この車両にはデッキに一番近い位置に、
1人掛の身障者用腰掛も配置されています。
もっと腰掛に近づいてみます。特徴的なのは取手。
汎用車両ということで取手が標準で装備されていますが、
形がインパクトあります。細くすらりとして上まで伸びていますね。
握る位置としても、そのやりやすさとしても感じよいものです。
腰掛の座り心地はやや硬めでした。これは表地が割りと硬めなもの
も影響しているのかもしれません。
背面からです。背ズリには表地と同じ色の網袋があります。
肘当には柔らかい発砲体の蓋がありますが、だいぶ変形していました。(^ ^ ;
肘掛上部には表地が張られ、意匠として側面にラインが入っています。
またハネ上げ式の足掛もあり、機能的には充実していますね。
テーブルに関してはご覧のものが肘掛けの中に収納されております。
1人掛ですが、基本的に2人掛と仕様は同じです。
身障者対応として肘にベルトが装備されています。
お次は固定腰掛です。中間車デッキを挟んで反対にあります。
突然現れるこの空間、もちろんデッキとの間には扉はなく妙な感じです。
中央のテーブルは大きくていいのですが、逆に座ってみると
圧迫感を感じるので、もう少し小さくてもよいような気がします。
奥の座席のために通路側の肘掛はハネ上がります。
373系「伊那路」豊橋駅発車後の案内です。(2分26秒) ダウンロード[373inaji-guide1.ra(271KB)] |
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