JR西日本

381系「やくも」「ゆったりやくも」

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2002.05.05公開


松江駅にて 01/12/30


側面には車系名とエンブレムが記されています



早速車内へと入って行きます


客室へと続く出入扉です。デッキはごらんの通りグレー色で固められていますが、
扉も模様はあるものの、その色調に合わせているのでしょうか、同じグレー系です。
なお、透かし窓には黄色の色が入っています。


客室側から見ています。妻壁も扉に同じくグレーの色調です。
最近の新車ではLEDでの電光表示器は扉上部には当たり前となりましたが、
国鉄時代から頑張る381系ではまだ取りつけられてはいません。


デッキの洗面台の様子です。デッキのグレーの色調とは一転赤系統でまとめられています。
洗面台自体もかなり年季の入ったもので、銀色に輝くレバーを操作することで水が出てきます。


その洗面室にある冷水器です。洗面台とおなじ色調で塗られています。


さて、客室内全景の様子です。左が禁煙車、右が喫煙車の様子です。
腰掛の表地の色が禁煙車が紫、喫煙車が緑で灰皿があること以外は仕様は同じとなっています。
どちらもやや背ズリが低めの2人掛簡易リクライニングシートが両側に続いています。


列によっては車両の機器都合でこのように1人掛である部分があります。


天井の様子です。大きく左右に別れた照明にカバーがかかった直接照明。


側面の様子です。大きな窓は2列分のもの。また荷棚は荷物受けの部分に下部から見て
判るようにスリットのように装飾の透かしが入っています


腰掛ですがまず背ズリは2本の引込みラインが入ったバケットタイプのものです。


まず特徴的であるのは、リクライニングレバーです。昔懐かしいレバー。
肘掛の先端の白い樹脂の部分を斜め手前上に引っ張ることで座面が前にスライドします。
また側肘掛自体に注目すると、装飾として背・座に同じ表地を張ってありました。


今度は腰掛背面です。上から枕、背面テーブル、アミ袋と揃っていますね。


実は枕部分はこのように下から上に持ち上げることができるんです。
背ズリはこの腰掛は低いものの、これで坐高が高い人は補えるといった訳です。


背面テーブルは引き出すとこんな感じ。随分厚みがありますが熱対策でしょうか。



2018.02.04公開


出雲市駅にて 2007/08/15撮影

車体はそのままですが、ゆったりやくもの塗装となって気分一新。



行き先表示がLEDとなり、ゆったりやくものイラストが入りました。





車内に入ってまずは出入口周り。壁面が木目調になっていますね。


ゴミ箱があるのは嬉しいですがなんでこんなに背が低めなんでしょうか。


こちらは壁面にゴミ箱収納。



うまい具合に消火器が収められています。


貫通扉側の様子です。木目調になった以外は変更もなく。


洗面台は出入口横からの並びの一角。


カーテンで間仕切ることが出来ます。


こちらの洗面台ではエチケット袋が見えていますね。


洗面台下はゴミ箱のみ用意されていました。


男女兼用トイレ。


喫煙室です。こんな狭い・・・。
現在ではこの喫煙室そのものも廃止されました。


折り畳み椅子と灰皿一つ。





まずは車内全景から。リニューアル前と違った風景が見られます。


それはきっとこれ天井が直接照明からスポット照明になったからでしょう。
ただ雰囲気はいいのですが若干暗くなったような気がします。


床面も以前よりより暗めの灰色となりこれも光を吸収か。


側面窓は変わらないですね。


この独特の窓枠がいいです。


あぁ、ダクトはそのままね・・


こちらは先頭車運転台方向を見ています。
先頭車運転台側は行き止り。


行き止りの先は乗務員用扉です。


出入扉上部はLED式電光表示器。スクロールする文字数は最小限。


さて一番リニューアルされたのを感じる腰掛です。


濃いめの深みのある赤ベースの表地が車内雰囲気に合っています。


側ヒジ掛内側にも表地が貼られています。


背面は背面テーブルに網袋。基本です。


背面テーブルには珍しくカップ受用の孔が。


1人掛腰掛です。前述のダクト部分に設置されています。




最後に1号車グリーン車へと進みます。


車内全景です。このムード感たっぷりなのは夜間は最適ですが
ちょっと全体的に照度が足りないようにも思います。


間接照明ではなくてスポット照明が雰囲気を出していると思います。


1+2人の基本座席構成、ゆったりと配置されています。


出雲市方向の妻部は扉が中央になるため、
通路が直前斜めになっています。
そのため2人掛側腰掛が妻部のみ一部欠けています。


そのためその次の2人掛通路側の座席では出雲市方向を向いた際には
足掛がない状態となるのを解消、また目隠しとしてこの衝立が存在します。


大柄な腰掛はくろしおで見たそれとうりふたつ。
稼働可能な枕にインアームテーブル。
背ズリ下部が途中から切り込んであって窪んでいるのが目を惹きます。
このお陰で着座時の圧迫が和らぎます。


背面はテーブルはなく網袋、それから帽子掛けのみ。
まぁでもシートピッチもあるのでこれはこれでいいのでしょう。


1人掛腰掛です。仕様に差異はありません。


隅用足掛の様子です。



2023.12.03公開 2017/01/13撮影


出雲市駅にて 2017/01/03撮影



ゆったりやくも





まずは車内デッキから。出入扉は狭い。


扉横にある「くずもの入れ」この表記も見なくなりました。

最近の車両のゴミ箱もスタリッシュになった今このタイプも見なくなりました。


洗面台を覗きに行きます。


換気窓は閉じられ小物がおける木質の天板が付けられています。
かつて冷水器があった左手低い台は編成によっては小物置き場に変身。


飾り気は無いけど綺麗な洗面台。


車両によっては一つ前の世代の化粧台もあります。


対面のトイレ入口となります。


それでは木目調になっているデッキ壁面を抜けて客室へ。


ずらりと並ぶ2人掛腰掛、腰掛表地の色調もあっておとなしめ。


ゆったり化する前と比べて照明はスポットライトで照らすようになりました。


ここに当たると残念な座席区画。ダクトが壁面を上まで突き抜けています。


妻部へと向かいます。


車両によって異なる客室扉。


不思議な空間、テーブルのようになっている妻部。


腰掛ですが特徴的なのは側ヒジ掛。
小ぶりのドリンクテーブルがついているのですが、
側ヒジの面積が狭いため、テーブルが飛び出ていますね。


背面、目がいくのは背面テーブルに空く穴。
激しい左右の揺れでは通常の窪み形式だと倒れるから?
でもペットボトルはささらないんですよねー。


                                                       



2023.12.03公開 2022/08/14撮影


出雲市駅にて クロ381-144 2022/08/14撮影


それでは全景から。1+2人掛腰掛が並びます。


天井、照明は普通車と同じですね。


妻部にあったおーきなテーブル化した機器収納。


特徴的なのはこの妻部付近にある仕切。
1+2の配置ゆえそのままだと中央にある扉に
2人掛腰掛がかかってしまうのでこのような仕切があります。
当然ながら足掛けもついていてそれがなんともシュール。


おおぶりな腰掛たち





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JR西日本 381系「ゆったりやくも」出雲市到着です(1分00秒)2007年8月15日撮影
ダウンロード[381-yyakumo_izumoshi-arrival.mp4](17,917KB)

JR西日本 381系「ゆったりやくも」やくも28号岡山行が夕方暗くなった松江駅を出ていきます 2017/01/03撮影
ダウンロード[yakumo 28gou limited express bound for okayama terminal from matue.mp4]

381系(ゆったり)やくも28号岡山行 出雲市駅を出て車内放送を楽しみます 2017/01/03撮影
ダウンロード[yakumo 28gou limited express bound for okayama terminal from izumo.mp4]



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