JR東日本

415系1900番台


内原駅にて 04/12/27

切妻っぽい顔だけどかわいい感じですよね。


内原駅にて 04/12/27

2階建てはこれが出た当時は衝撃的だったでしょうね。



それでは早速車内へと進みます。


まずは水戸寄りの出入扉から。特別な特徴は無く扉上部には広告枠がある程度のものです。
左手には階下と階上へ向かう階段が見えています。


メインに行く前にちょっと右に目を向けて運転台方向をご覧下さい。
従来以上に大きく取られた真ん中の乗務員用の扉窓枠。
左右は運転台機器があるため窓は逆に高めですね。
運転台裏は左手が4人掛クロスシート、右がロングシートとなっています。


こちらがそのロングシート。3人掛です。


クロスシートは脚台が通路側だけで軽量化が図られているのはいいのですが、
ヒーターが見られないため冬季はそのまますぐ横の扉かの寒風が寒いでしょうねぇ。


では階下席から拝見することにしましょうか。
思ったより階下という条件ながらも圧迫感を全景で感じません。
両側すべてが2人掛固定クロスシートが配置されています。


フラットな天井。これももしかしたら圧迫感を感じない理由の一つかもしれません。


妻部に近づきます。中央通路そのものもそうなのですが、狭い空間ながらよくまとまっています。


その先の階段はこんな感じ。奥に見える踊り場の狭いこと、狭いこと。


側面の窓はこんな感じ。独特の大きさと思われるユニットの窓に合わせるためか、カーテンが。


腰掛達ですがご覧の通りのバケット形状をしたクロスシート。
ちょっと背ズリは低いものの、しっかりとした肉厚、ほどよいクッション性は私は好ましく思います。


階段に近い腰掛は後ろには大きな仕切りがついています。


反対の腰掛はここだけ車端部が3人掛となっています。


今度は2階を眺めてみます。下よりはさらに開放感が感じられますね。
腰掛は山側に2人掛、海側に3人掛の配置となります。


天井を見上げれば車両限界いっぱいに広がると思われる形状。
階下でもそうでしたがこの1900番台では手が届く位置に照明が来るためか
一般車ながらすべて照明カバーが取り付けられています。
それにしてもなんとなく広々に感じるのは網棚がないからでしょうね、きっと。


ちょうど階段のある壁にある不思議な形状をした照明。
丸い形は一般車両ではめったにありませんが、その丸に横に横たわる棒の意味は・・・?


ん?照明の左上にあるなにやら不思議な箱。
よく見ると階上、階下の席が満席の場合、
この箱のランプが点灯して出入扉付近に居る乗客に教えてくれるみたいです。
混雑時には乗れませんでしたが使われているのかな?


側面の窓は階下に比べて少しやっぱり上詰まりの感じがあるかな?


車端部の腰掛は階段への乗降の場所を確保するためここだけは2人掛です。


最後に上野寄りの車内。手前は優先席があるロングシート、奥は左右ともクロスシートです。


で、そのクロスシート。手前のクロスシートにある大きな背ズリ形状に沿った
大きな取手が特徴的。側ヒジ掛は軽快気動車で見られるものと同じですね。


車両の腰掛配置上出入口付近に3人掛ロングシートが来るのも珍しいですが、
さらに両側が優先席でなおも座面がそれぞれ分割しています。
でも背ズリはなぜかそのままなのは珍しいですねぇ。



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