JR西日本 |
475系(北陸色)
富山駅にて 01/10/13
急行型を改造し、近郊仕様とした475系。その経緯が車内では如実に表れています。
早速中に入るとします。まずは近郊型にはあるまじきデッキ部。
側面の壁には横棒が下まで延びています。
こちらは出入扉です。やむ負えないことですが乗降が多い場合にはちょっと狭いですよね。
また当然のことながら扉位置とは段差があります。
どうみてもの空間ではありますが、現在は妙なスペースになっています。左手に見えるはゴミ箱です。
恐らく使われていないだろう業務室。
洗面台の様子です。使用はできないものの前面のガラスはそのまま残してはあります。
その蓋の様子があまりにも痛々しい感じはします。
さて、客室内に入っていきます。まずは全景。
茶色のモケットにて包まれたクロスシートが車両中央に。
そして手前デッキ付近の妻部はロングシート仕様で混雑時には対応できるようになってはいます。
ちょっと無理があるように思いますが(^ ^ ;、手前の腰掛背ズリ上端から吊り革用の丸パイプが伸びています。
その吊り革の下にあるロングシートです。妻部は寸法合わせの為か肘掛のように側面が膨らんでいます。
窓枠の様子から手前が元4人掛、奥の妻部が2人掛腰掛がレール方向にあったと思われます。
つやつやの天井。照明はカバーこそないものの明るく申し分のないレベルです。
最後にクロスシートです。従来から見られる直角背ズリに、クッション性のよくない座ブトンではありますが、
このようにクロスシートが車内に多く展開されているのは乗客にとってはやっぱり嬉しいのではないでしょうか。
カーテンは昔ながらのもの。でも腰掛の表地の色に合わせてかクリームぽい色はなかなかのものです。
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