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JR東日本 485系3000番台「白鳥他」(青森)
青森駅にて 01/02/12
従来の485系を大きく覆す斬新な顔となった。
サイドビューとしては連続窓風となりました。また方向幕の枠はそのままにLED化!
大きく先頭車側面に485系のロゴがグレー文字で入りました。もう別形式に近いかも・・
ではまずはグリーン車から見ていきましょうか。
全景運転台方向を見ています。進行方向によって左右の画像は腰掛の向きが異なるのみです。
さて、半室構造で2+2の腰掛の配置となっています。腰掛の大きさからも狭く感じますね。
基本的な構造は改造前そのままなのですが、荷物棚の運転台寄に白い空気清浄機が取り付けられていることと、
妻壁が木目調に変更、そして腰掛が新たな仕様のものに搭載変えられていることになります。
ちなみに半室仕切りの妻壁側はこんな感じです。
天井はおっきな十文字の組みパネルが取り付けられ、フラットとなりました。
あっ、これは普通車両にあるものですが清浄機はこんな感じです。
運転台との出入の業務員用扉までもが木目調となりました。
ただハンドルを見る限りではどうもシートを貼っただけのようですね。
シートピッチは以前より改善されています。
ただそのために腰掛配置と車内の構造がうまく噛み合わないようになってしまったからか、
運転台裏側にはこのような仕切りの板を設けて隅用足掛とテーブルを取り付けてます。
ちなみにこの仕切りの裏はこのようなマガジンラックとなっています。余ってしまったのね・・・
なお反対側の妻壁側はこのように普通に隅用足掛・テーブルが取り付けられています。
またアミ袋は縦に大きめで割と物は入りますが、間口が狭いので案外使いづらいかも。
さて腰掛は設計仕様的には後述の普通席に同じかと思います。
もちろん足掛が取り付けられていますね。ヒジ掛は思ったより狭く、疑問点が残ります。
普通車に行く前にデッキの設備の様子をご覧頂きましょう。
カーテンが通路にはみ出して見えているのは洗面台。他機能的にまとめられています。
洗面台の雰囲気はこんな感じ。大理石調の樹脂製の黒色の洗面台は高級感を演出、
上部の大きな窓はとても大きくて使いやすそうです。
蛇口は自動洗浄で温度だけ見えている回転式のノブを回して調整します。
必ずなければいけないゴミ箱は壁に埋め込むのではなく外に置かれる感じで設置されてました。
このほうがゴミの処理から考えてもやりやすいかも。なおもちろん分別収集です。
3000番台ではなぜか冷水器が残されました。嬉しいことではありますが、なぜ?
指定車両にはカード式公衆電話が設置されていました。ところで
それよりも黒メッキのパンチングメタルの壁を採用したのは防音のため?意匠のため?
まずは全景から。ちょっとなにか違和感を感じる方は正しいです。
こちら普通運用の際の撮影のため枕カバーがないためです。
さて2+2の左右でリクライニングシートがずらりと並んでおります。
荷物棚に時折見られる空気清浄機がなんだかこちらのほうが違和感を覚えます。
妻部に近づきました。腰掛も床も黒やグレーをベースとした色作りであるため
ここだけの扉のライトイエローの色はとても映えていますね。
意匠的にも中央に縦長くスリットが入った意匠的にも上々な仕上がり。
さて腰掛ですがグリーン車用腰掛と違うのはまずは背面のバックシェルが上部は省略されていること。
意外にこれだけでも印象が変わるんですね。テーブルだけが浮き上がってちょっと簡素に見えます。
ヒジ掛はどこかでみたようなフレーム形状。でも配色は白でメンテが心配なものの美しい感じ。
背面テーブルも大きめで使いやすいですよ。テーブル背面にあるシールは座面スライドの解説です。
1人掛は身障者の方への配慮が行き届いていまして、ヒジ掛は跳ね上がるようになってます。
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