JR西日本 |
JR西日本 521系
武生駅にて 08/03/30
1次車では北陸本線・湖西線輸送改善事業により交直流双方対応の近郊型電車。
2次車ではJR西日本単独で増備を重ねています。
台車は223系をベースとしたボルスタレス台車とのこと。
←□+□→ 2両1編成
敦賀駅にて 08/03/30
基本色は同じなのですが青の帯が横に入るところが新鮮。
ワンマン運転前提の車両ですから車外にもLED式電光表示器があります。
福井駅にて 11/03/12
1次車
早速車内へと入っていきましょう。
車内儀装は基本的にはやっぱり223系と同等です。
3ドア車両の客室内には転換式腰掛が両側に配置されています。
転換式腰掛です。223系のそれと同一仕様ですね。
出入扉付近の固定腰掛背面の様子です。収納式腰掛が収納されています。
側面窓が大きくて開放感に溢れていますね。
中央に空調機器が集められフラットな天井はすっきり。
車両中央の出入扉はこんな感じ。
千鳥配置で扉上部にはLED式電光表示器が設置されています。
こちらは車両連結側から見た車内全景の様子。
223系とは明らかに違うものが出入口付近に見えています。
こちらがそれ。整理券発行器でした。
機械そのものが1本足の棚に載っていてちょっと変わった感じ。
車端部の様子です。こちらは敦賀寄の車両。
トイレが車端部にあり、車椅子対応なので大きく空間を取っています。
トイレ入り口。対面は腰掛の設定もなく車椅子スペースとなっています。
こちらは反対側福井寄車両の妻部。腰掛は優先席で占められていました。
ロングシートは321系と同じ仕切り・仕様。
こちらも隣の車両と合わせて妻窓。閉塞感緩和を図っているようですね。
なおこの妻部には消火器が収納されていました。
綺麗に収納されているが上の目立つサイン。
逆に運転台に近づくとこんな感じ。ワンマン運転で運行方向の場合は
このように運賃回収箱が収納されている状態となります。
頭上には運賃表示器。
2次車
早速車内へと入っていきましょう。
金沢寄の車両、運転台方向の様子です。
吊革・握り棒の黄色が目に飛び込んできます。
ワンマン運転用の整理券発行器が専用台に載りカバーを被っていました。
丸みを帯びた専用の台は高すぎず低すぎずちょうどいい高さ。
天井はランデリアはもちろん中央。
かつ空調機器はスポット的に見た目を損なわないような雰囲気に。
より運転台に近づいてみます。
仕様は1次車と同じですがあらゆる箇所が黄色で塗られていますね。
反対側連結部の様子です。ここには両側にロングシートが設けられております。
出入扉との仕切りが棒ではなく板となりました。寒さ対策でしょうか。
腰掛は両側とも優先席。仕様そのものは各車系で見られるロングシートです。
仕切板の内側には表地が張られていました。
消火器はこの車両ではこの妻部に納められていました。
出入扉も仕様は1次車と同じですがとにかく回りが黄色で目立つようになりました。
挟み込みに注意したい扉開閉時の引き込み部を中心に黄色で塗られています。
縦の握り棒自体は変わらず短いのですが、揺れがあった時の咄嗟の視認性はこれで高まりました。
扉の開閉ボタンには変更はなし。
扉の足元には滑り止め防止が付きました。
頭上の電光表示は特に変わらず。必要最低限の1行スクロール式LED電光表示器。
側面の窓の様子です。このあたりは荷棚も含め223系からの基本的な仕様の変更はないようです。
優先席ではより優先である意思表示がはっきりと。
腰掛ですが基本仕様は223系と同じですが、
取手が従来とはことなりアンケート結果に基づき握りやすい形状へと変化。
敦賀寄の車両で妻部方向を見ています。
1次車との大きな違いはこの妻部にあるトイレ。
1次車では直線で構成された形状であったのですが、
半円が車内に飛び出すかのような形状となった2次車では、
よりトイレ空間にゆとりを持たせるような結果となりました。
その結果トイレ前は本当に通路だけのような空間となってしまいましたが。
でも立席者がいなければぜんぜん2人の人がすれ違うのには充分な幅です。
運転台の様子です。
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