JR西日本

681系「サンダーバード他」


01/10/13 富山駅にて

1992年に試作車が登場、1995年に量産車が製造ました。
6両基本編成と3両付属編成の計9両で編成を組む。


前面の顔同様グレーのにスカイブルーの帯が入ります。
方向幕としては列車名となっている「サンダーバード/Thunderbird」が、
行き先表示は電光LEDを採用、この列車は大阪を示していました。



まずは普通車から行きましょうか。


まずはデッキ回り。この車両には車椅子用設備、腰掛もあるため出入扉も少し大きめ。
ですが基本は他の車両も同じで下部が少し車体形状に合わせて折れ曲がったものです。
もちろん白の化粧板に化粧された美しい出入扉です。


その扉にある出入口の横の握り棒。ただの1本の横棒とは違って1本を丸めて2行としたもの。
これこのほうが安定感が感じられますね。


反対側にはくず物入れ。缶と一般ゴミとは分別回収になっています。


左が男性専用の小用トイレの出入扉。右手が男性/女性兼用のトイレ出入扉。
右手のトイレの中は割と広めで車椅子にも対応可能です。


兼用トイレ対面にある洗面台。通路とは摺りガラスで仕切られて、
洗面台はオフホワイト系色でまとめられた清潔感溢れる洗面台です。
このほかには下手にはちょっとしたゴミ箱や、洗面台の上にはハンドソープなどが置かれていました。



いよいよ客室内へと進みます。


基本両側に2人掛フリーストップリクライニングシートが並びます。
広い開放感を感じるサイドの窓にすっきとした内装デザインが好感を持てます。


天井の様子ですが、決して空調機器が車内に見えることはなく、両端の2本のラインの送風口から風が吹き出されます。
照明ももちろん優等列車らしく間接照明を採用。奥に仕込まれた灯りが天井中央に向かって照らし出します。


荷物棚自体も化粧シートが貼られた上品な感じのものですが、この下にも直接照明が仕込まれていました。


腰掛の印象はすっきりとした感じは受けますが、薄っぺらい感じ。
決して腰掛の座り心地が悪いというわけではないのですが、
軽量化促進で骨組み、装飾がシンプル過ぎるように見えてしまうのです。


背面には背面テーブルとアミ袋が備えられています。


展開するとこんな感じ。大きめのテーブルは使いやすいですね。


で、しかもインサイドーアムテーブルも在ります。
ジュースぐらいを置く程度のものですが、
前後の腰掛を対面にするときに使用するぐらいですが、
いったいどれだけの人が使用しているのかなぁ?


ついでにテーブルが収納されるヒジ掛の構造。左手の板のようなものがインサイドアームテーブル。
そのテーブルはヒジ掛のアームに当たって収納が固定というかストップされるわけです。
さらに上面の平面となる部分には腰掛と同じ表地を張って意匠面にも気を使っています。


こちらは妻壁にある隅用テーブルです。進行方向によっては
前面に背面テーブルがありませんのでね。2人でひとつです。


こちらは車椅子がある車両での妻壁の様子。当然車椅子が通過できるように大きめな出入扉となっています。


こちらはどの車両でも共通のLED式電光情報盤です。トイレなどのマークはシールなどで対応、
スクロールでの電光表示は文字数は少なめですね。号車表示もLEDです。


それからある意味特別席の身障者用1人掛腰掛。基本仕様は2人掛に同じです。
ただし脚台の上にシートベルトが見えていますね。






2022/11/19 和倉温泉駅にて撮影

北陸新幹線開業後金沢と和倉温泉駅を結ぶこととなった能登かがり火号。


通常の3両1編成。




車内はサンダーバードと共通の内装となっています。




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特急能登かがり火3号 和倉温泉行き 金沢駅を出てからの車内案内となります 2022/11/19撮影
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