JR東日本 |
719系
仙台駅にて 02/08/24
交流近郊形電車。寒冷地仕様も取りながら3ドア仕様です。
緑の上には赤のライン。一見ありえない配色ですが、
実ははっきりとしたその色彩はメタリックの車体に映えます。
方向幕ではなくLED式表示となっています。
出入口付近には段差があります。実は冬季のヒーターを配したための段差なのです。
このお陰で雪のために出入口、扉が凍結するのを防ぐ役割を果たしています。
早速車内へ入っていきます
車内は暖色系でまとめられつつもすっきりとした印象を持った感じです。
セミクロス仕様ですが中央に向けてクロスシートが向く変わった配置です。
こちらは運転台に近づいてみたものです。
貫通式である719系では左手のみが運転台スペースとなっています。
出入扉です。扉そのものは何の変哲もない扉ですね。
さて腰掛ですがまずはセミクロス腰掛。
背ズリは赤のレザーが縫製され、左右の端にむかって広がっています。
ほか背、座はバケット形状ではないものの、縫製ラインが見られ外観的にも効果を上げています。
背ズリ背面はFRPで覆われており、軽量化も図るため背ズリ形状に合わせて曲線を描いています。
また出入口に近い部分では背ズリには一部ロングシートに着座する人の肘を逃がすために
ヒジ掛が設定されています。取手も非常に大きくて握りやすいですね。
なお中央部に配されたクロスシート違いに向かい合う形を取っています。
でこれがヒジ掛がみられるロングシートです。
こちらは妻部にあるロングシート。右はJR東日本共通の優先席です。
出入口横のロングシート仕切です。寒冷地での寒さ対策として
仕切上部にも多少スモークの入った透明の仕切が取りつけられています。
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