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 JR九州

783系「みどり・ハウステンボス・にちりん等」


05/02/05撮影

ステンレス車体、交流専用車で最高速度は130km/hと俊足。
主にこのカラーリングはかもめやにちりんに使用。


05/02/05撮影 佐世保駅にて

みどり・ハウステンボス・かもめなどとして783系は長崎方面は併結して運行されています。
写真は佐世保駅にて折り返し待ちのみどり。名前らしく帯は緑色となりました。



併結面の顔の様子です。切妻の顔に運転台が付いてます。緑色が本当に目を惹きます。


05/02/05撮影 ハウステンボス駅にて

ハウステンボスの車両は色が原色で構成されてました。
赤とスカートは緑ですよ、凄いですよねこれ。


ハウステンボス編成の切妻の顔は黄色。



グリーン車


約半室のグリーン室には2+1人掛の腰掛が並びます。
大柄な腰掛の間にはちょっと狭めな中央の通路が通っています。


天井は緩やかな曲線を描く間接照明の効いたフォルム。


運転室側を向いています。一面の前面展望を確保した窓仕切りはさすがです。


ユニットのFRP窓枠で囲まれた窓なのは残念ですが、布地のカーテンがさらにピンクが温かみを持たせています。


荷物棚の下は一部透かしになっていました。


半室妻壁側が一面木目シートが張られてます。明るめなその色合いが車内にも明るさをもたらす結果となってます。
機器としては普通車とは同じですが出入扉上部には LED式電光表示案内器が設置されてます。


妻壁には同じ色調の隅用テーブルと隅用足掛ではなく足置きがそのまま床にモケットを巻いた姿で置かれていました。


逆にデッキ側から見る出入扉はまったくその雰囲気を異としています。


ここ、グリーン車のある空間のデッキには公衆電話(カード式)スペースが設けられています。



99年当時のグリーン席の様子です。グレー基調の表地は現在に通じるものがあるのですが、
このころはグレー基本の表地に斑模様が入っていました。


背面から見てもとてもシンプルな色使いで床も深い緑を基調としたドット模様。
スリッパまでダーク系の色使いに落ち着きはすれどやや暗めでした。


背面テーブルは大きめなものながらオフホワイトの単純なテーブル。


一転04年当時の腰掛は同じグレー系統の表地ながら明るく見えます。
よく見るとヒジ掛カバーが樹脂ではあるものの、明るい妻壁と同じ木目調へと変化しています。


床もガラリと変わりました。ドット模様は継承しながらも明るい木目へ。
スリッパも885系と同じ朱色のものへと変化。


木目調のヒジ掛にはインサイドアームテーブルが内臓されています。
インサイドアームテーブルまで木目調に変化していました。
ただこのテーブル、背面テーブルが大きめで使いやすいためあまり登場はしないでしょうね。


腰掛そのものの座り心地は程よい硬さで私は座っていても気持ちよかったのですが、
やや前のめりになっていくのは形状にあるのでしょうね。
写真では判りづらいですが、グレー色はそのままに模様は豹柄になってます。


背面の様子ですが名前の通りアミ袋が健在なのが嬉しいですね。
テーブルを引き出してみるとこんなに横幅のある大きなテーブルは使いやすいです。


腰掛が前面にある場合は腰掛背面足元には足掛が取り付いております。
パタンと手前に倒すと表地が張られており、靴を脱いで寛ぐことが可能です。



普通車


05/02/05撮影 博多駅にて

車系名が随所に明示されてます。

まずは客室内のパターンから



99年当時はこのように腰掛の表地が席によって異なるものやカラーバリエーションも多かったのですが、


05年あたりではこのように地味な色調の腰掛の表地の編成も登場。


かと思えば従来からある緑色の表地の編成あり、現在は様々なようです。


天井は変わらずフラットの直接照明で空調は箇所ごとに設置されています。


隅用テーブルは従来どおり縦長の細いもの。色はオフホワイト。


出入扉も号室によって赤色であったり青色であったり。


妻壁にはJRの車内情報誌を入れるマガジンラックと広告枠が設けられております。


出入扉上部にあるのがこのLED式電光表示器。簡単な停車駅案内や情報表示、
それから783系特有の艤装である車両中央にある出入扉を境にしたA室、B室構造のための
どちらの部屋であるのかの明示、時刻案内などコンパクトながら重要な案内がここに詰まっています。


その特異ま半室構造ゆえか客室内におおよそ客室設備とは全く無関係な妙なデット空間が存在する車両があります。


またこれがない車両は逆に腰掛が用意されているものの、扉位置が中央ではなく、
乗客の往来の支障や着座する方への配慮のためにここだけ仕切りが腰掛との間に設けられています。


ちなみにこの仕切り部の収納を展開するとこのようになっております。

次はデッキ空間なのですが、


まずはトイレ。扉が真っ黄色というのもそれは凄いのですが、
そもそもこれが存在する箇所が面白い。
□□+()□□ □□はA,B室、トイレは車両端部の連結部()の箇所にあります。


対面する鏡面台も台は赤とこれまたびっくりの配色。仕様は普通ですがね。


編成内にある微妙なフリースペース。もともとは車内販売スペースとして考えられていたのでしょうけれど、
リレーつばめを含め基本すべてがビュッフェサービスが廃止となった現在となっては
無駄な空間となってしまっています。
また全体が銀色で朱色に近い木板のサービステーブルと独特の雰囲気をここは醸し出していました。


最後に腰掛ですが、いくつか腰掛表地だけではなく腰掛種類そのものもあるようです。
こちらは「きりしま」等の優等列車でも見かけるタイプ。ヒジ掛は黒で統一。


こちらはヒジ掛にさらに板が取り付いているタイプ。




05/02/05撮影 長崎駅にて



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