JR北海道 |
789系「スーパー白鳥」
青森駅にて 03/01/18
車内全景から。最大の特徴は色彩のコントラストではないでしょうか。
腰掛のグリーンまたはブルーと間の車内壁面の白の化粧板そして天井のブルー。
一面色で埋め尽くすのではなく上と下にインパクとを持たせることで
きっとインパクトを持たせようとしているのではないでしょうか。
ただそれだけでは単色の色彩ばかりですので、
通路には珍しい菱形のグレーの模様で強調を図っているのかと推測します。
腰掛色彩も本当は狙った配置だとは思いますが、
適当に配したような青の表地を纏った腰掛をいくつか配置。
そして寒色系の色ばかりになった車内を妻壁の木目が和らげる。
そんな組み合わせに見えます。
ちなみに号車によってはこのような色彩の場合もあります。
天井です。両側照明は直接照明ながら多様な切り欠きを設けることで
決して画一的な雰囲気とならない配慮を感じます。
窓です。カーテンはフリーストップタイプ、そして2席分連続窓となっております。
最近主流のモジュール化された窓の仕様ですね。真中はカーテンのためのレールです。
こちらが妻壁です。ここだけは木目模様の茶色です。
扉は両開きでなにやら真中の摺りガラスには模様が。
近づいてみるとこういうことでした。外観にもあった北東北と南北海道の地図が。
(画像はデッキ側から撮影)
妻壁下部にはこんな隅用テーブルが見えます。
よく見られる長方形のものではなく大理石模様の丸い大きめなもの。
でもカップホルダーの窪みはないんです。
やや上にある長方形ぽいものは下で記しますがチケットホルダです。
注目は雑誌の位置。普通隅用テーブルの下と決まったものですが、
ここではテーブルの向こう、壁との間に雑誌が収まっています。
機能的には、これは賛否両論かもしれませんね。
それでは腰掛ですがまずは背ズリの飛び出た取手に注目。
いろんなきのこ型が出ていますが、これはまた珍しい形です。
そして表地以外はすべてグレーで統一されています。
座り心地ですがこれが硬めで作られています。バケットはたいしたことないですが。
背面には北海道らしい大き目なテーブル、そして樹脂製フレームのアミ袋が有ります。
これがそのアミ袋です。マガジンラックよりは物は収納でき実用的なのではないでしょうか。
ヒジ掛なのですが、先端は灰皿に蓋をしたような形態です。
喫煙用と共用の化粧カバーとなっています。ソデ帯もどこかで見たような形状ですねぇ。
背ズリにはビニールレザー製で注意書きも入ったチケットホルダーが縫い付けてあります。
これ、さっさと寝たいときは便利ですよね。
背面テーブル、リクライニング展開状態です。
さて最後はグリーンが待っています。
次はグリーン車車内です。