JR九州

JR九州 811系


門司駅にて 02/02/22

811系には上記のような緑の帯を巻いた三井グリーンランド号、
スペースワールド号、一般車である白の帯のみの3種類が存在します。


「三井グリーンランド号」


「スペースワールド号」



まずは車内全景から覗いていきます。


近郊型車両ということで余分な装飾はないものの、なにか清潔感が感じられます。
出入口付近には出入台腰掛、その間つまり扉間には転換腰掛が設置されています。
モケットは群青色で非常に深みのある色ですね。


天井は一般的な大都市近郊車両ながら2列照明カバー付。


出入扉です。ここはなぜか装飾されることはなく、素材そのままの感じ。
また電光表示器等も無く、ごくごく一般的な出入扉となっております。


この811系ではこの仕切り板を設けることで出入台腰掛と出口と区分しています。
上部には腰掛とおなじモケットが張られていて、装飾性も高いですね。
ただし中途半端な高さで、腰を下ろせるわけでもなく、ただの仕切りといった感じでした


先頭車にあるトイレの様子です。決して広いとは言えませんか、きちんと設定されています。
またそのほかにも客室側には消火器が収納されているのが見えますね。
次からは客室内に搭載されている腰掛をご覧頂きます。

それではまず転換腰掛。


窓側席のモケットを標準の青とは違った紫とし、遊びの要素を持たせています。
ただ、どちらも同系色の色なのでちょっとわかりにくいかもしれませんね。
でも白が基調のこの車内によく映えるモケット色ではないかと思います。

次は妻壁腰掛。


後ろに車体側の機器があるせいなのかもしれませんが、
転換腰掛とおなじ背、座が黒塗装を施した枠によって壁にとりつけられています。
見栄えはどうかな、どういった意図があるのかな?

そして出入台腰掛です。


腰掛としては妻壁腰掛とほぼ同等で、裏の仕切板に取りつけられています。
画像の腰掛は背ズリ枕部が白色となっていますが、ここが優先席であると示しています。




まずは全景。先ほどと異なって見えるのはやっぱり腰掛の枕部の白色でしょう。
また腰掛の形状が異なるのもその理由の一つだと思われます。


よくみると天井も異なります。空調機器が口をあけている場所が明らかに異なります。


荷物棚の化粧板部分は周囲の色彩を惹き立てるかのように水色となっていました。


側面窓の様子です。引っ掛け式ロールカーテンは替わりません。


連結部を覗いてみます。やや青みがかった妻壁は少々暗い色調。


真ん中には貫通扉が引き戸で設置されています。こんなところにもシールが貼られてますね。


出入台腰掛の背面はご覧のような磨かれたステンの表面そのままの寂しい感じ。


消火器はこんなところに設置されていますね。隣にはくず物入れ。


次は運転台方向を見ています。こちらも妻壁同様青みがかった青色。
助手席側は窓も縦に広くて、これならちびっ子でも前面展望が楽しめるかな。


それでは転換腰掛。


よりバケット形状が明らかとなり、座り心地にも向上がみられたように思います。
キハ200系で見られるヒジ掛形状は大きなヒジ当と意匠として表地が張られたヒジ掛。

次は妻壁腰掛。


フレーム枠はそのままに腰掛仕様だけ異なります。

出入台腰掛。


出入台腰掛も同様です。


こうやって見ると本当にそっけないものですねぇ。
やっぱり表地が張られているか、いないかで大きく外観が変わるのですね。



2016/08/18追記


転換腰掛が配置されている全景からどうぞ。




見上げた天井の様子。カバー付き照明が優しく照らします。


側面窓は古く正しき1フレーム毎の窓枠。


妻部は両側出入台、妻部腰掛で構成クロスシート配置




その出入台にある仕切り兼、ゴミ箱・消火器入れ。


中間部腰掛前にはゴミ箱はないですがこちらにも仕切りが。


出入扉付近はこのような感じ。


トイレのある車両ではトイレ前にはクロスシート、
トイレ壁面には消火器とゴミ箱が設置。


こちらは運転台回りの様子です。
窓が大きく切られ開放的な印象を与えています。


運転台もどうぞ。



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JR九州 811系 大牟田駅出発。2016/08/19(42秒)
ダウンロード[811_oomuta-st_depature.mp4](31,968KB)



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