JR東日本 |
E653系「フレッシュひたち」
勝田にて 00/07/21
入って行きましょう。まずはデッキからです
入った瞬間感じられるのは木目調の化粧板による柔らかさ。
しかも落ち着きがあり、かつ明るめな色なので特に感じられます。
後に紹介する客室内とは雰囲気が異なるのが面白いですね。
また客室扉が透視できることもあり、空間に広がりも感じられます。
うまく構成している印象を受けますね。
各パーツ類ですが、ゴミ箱はご覧の通りです。
決して存在が前面には出ていないのがいいです。
こちらは洗面台。こちらも色調は落ち着いたもとなっています。
そしてトイレ扉です。ゴミ箱同様前面には出ていませんが、
ここがトイレである目印の扉上部にあるシールはもう少々、
大きく表示されていたほうがいいかもしれません。
出入扉です
次は客室内に入ります。
まずは全体からです。客室内の白と淡い青の化粧板と
腰掛の表地の濃い青のコントラストが美しいですね。
そして枕カバーの黄色がそれに味付けをしていますね。
背面からは大きめな背ズリが印象的です。
客室からの出入扉はとてもすっきりとした感じですね。
扉上部にはこの車系名である「E653」のロゴが入っています。
LED式電光表示器は他車系でよく見られるものです。
照明は左右に2列並んで一直線に客室内を貫いています。
照明効果を高めるためか、照明部分は色調が白色となっているため、
より明るい印象を受けます。
荷棚裏はご覧のとおり透かしとなっていて、透かしには水玉模様が。
カーテンはもちろんフリーストップタイプ。
ただ窓枠を大きく取ったため、このフリーストップを設定するのに、
窓中間に枠が入ってしまったのはしょうがないことですが、ちょっと残念。
今度は腰掛ですが、この腰掛の最大の特徴は座面が単独で前に移動が可能な事です。
通常の腰掛であると、着席時にはどうしても前のめりな姿勢で着席してしまいますが、
座面が前に行くことで腰に無理な負担がかからずより楽な姿勢で着席できます。
当然前にいくことで、足元のシートピッチは狭く感じることはありますが、
それ以上に実際に座ってみると楽でした。
上で述べた足元のスペースを確保するために座面も中央部が内側に湾曲しており、
背ズリのバケット形状とあわせてとても曲線が多用されている腰掛ですね。
背面はグレーの薄い樹脂のカバーが殆どを覆っています。
ただ覆っているのではなく、背ズリの滑らかな曲線をカバーしていることは
特筆できることではないでしょうか。
またテーブルは高めの位置に設定されており、脚を組んでも邪魔になりません。
腰掛によっては背面下部の網袋がバンドタイプに変更されているものもあります。
車端部にはこのような隅用テーブルがありますが、
きちんとテーブル下部にはマガジンラック受けの板もあります。
そこまで配慮された隅用テーブルは珍しいものと思われます。
1人掛腰掛です。
勝田駅発車後の案内放送です(2分55秒) ダウンロード[E653-guide.ra(324KB)] |
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