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JR東日本 E751系「つがる」
弘前駅にて 07/12/30
この車系の外観の特徴は下部のオレンジ色でしょう。
濃過ぎず、薄過ぎずちょうどいい頃合の発色。またその上の基本の白が効いています。
弘前駅にて 07/12/30
デッキ空間から覗いてみましょう。木目調の柔らな淡い茶色系統の色が美しい。
床はそれに対してグレーとあくまでも汚れ目を気にしない配色。
通路は車椅子がやっと通れる幅ではありますが、両側に機能を満載です。
左手に見えていたのが多目的室。授乳や着替えなどのときにここを借りることができます。
出入口扉の内側は蛍光色の深い緑色。でも意外や周りとのまとまりを持っています。
こちらのデッキではデッキ空間が続くためにゴミ箱も大きめ。
こちらは乗降だけのデッキ空間の場合のゴミ箱。いずれも飲み物容器とは分別回収です。
各編成1両のこのデッキにだけ自動販売機が備え付けてられております。
洗面台へと近づきます。
こちらはトイレの対面にある洗面台。黒を基本としたいたって落ち着いた雰囲気。
短い乗車区間ながらもカード式公衆電話は用意されています。
最後にこちら。先頭車両運転室側のデッキの様子です。意外やこちらの壁面も木目調でした。
グリーン車
E751系は半室グリーンであることから、ちょっとグリーン客室内は狭く感じます。
色使いがメリハリのある雰囲気に感じます。
床のグレーから始まって腰掛の高さまでは寒色系濃い目の色、それから上はオフホワイトで清廉さ。
半分の一般席の客室へと繋がる出入扉は木目調の化粧板が張られています。
なお反対側の一般席の客室から見た出入扉も同じでしたがグリーンマークが入っていました。
天井の様子です。ここでも照明は基本的に後述の普通車と変わらないのですが、
壁面の配色を落ち着いたものにすることでここが特別の空間という雰囲気づくりに努めていました。
妻部運転台裏手にはグリーン車用の専用ラゲージスペースがあります。
腰掛は通路を挟んで両側2人掛のリクライニングシート。
色彩的背ズリの紫系統の迷彩模様が目に惹きますが、客室内に馴染む地味な色使い。
座り心地は可もなく不可もなくといったレベルのように思います。
背面はバックシェルライクな感じ。大きな背面テーブルと背面テーブル収納時に止めるツマミ。
このツマミ部分を含めて大きく樹脂カバーが覆っています。
もちろん下部には足掛も設定があります。画像では未使用収納状態となっています。
隅用テーブルと足掛です。テーブル意匠面は木目調となっていました。
腰掛にもある足掛は進行方向によってこの隅用足掛を使用することになります。
普通車
客室全景を行きましょう。グリーン車では黒でしたが普通車では腰掛の表地は青。
このため客室内は壁のオフホワイト色も相まってとても清潔な印象を受けます。
背面は腰掛背ズリのオフホワイト色もあってなおさら白々と見えます。
側面窓は2列分で窓枠が一つとなっていましたが、いまいち腰掛と窓の位置があっていません。
日除けのための細い縦柱がレールとして間に入っていました。
窓と窓の間は帽子掛けも配置。
天井照明は蛍光灯を中央寄りのカバーや左右端の天井からこぼれるように射す明かりとなっており、
直接照明を避けるような作りとなっています。
妻部の様子です。左右に広告枠に木目の化粧壁。
こちらは隅用テーブル。
腰掛はこちら。フルリクライニング2人掛腰掛です。
色調としては黒をベースとした寒色系でちょっと地味ですね。
機能としてはリクライニングの他、座面スライド機構も付加されています。
その機能を制御するヒジ掛側面です。2つのボタンで操作します。
腰掛背面は背面テーブルがバックシェルと一体感のある存在。
色はオフホワイトで清潔感があっていいのですが、汚れるとそれが目立ちますね・・
下部にはマガジンラックなる繊維でできたバンドが背ズリに取り付けられています。
こちらは1人掛用腰掛。妻部に用意されたこの腰掛は車椅子利用の方対応の腰掛。
JR東日本 E751系「弘前駅を出発した後の案内放送」(5分20秒)
みぞれ雪の弘前駅を出発し八戸と向かいます。 |
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