JR東海 |
キハ11系300番台
10/12/11 新宮駅にて
貫通路上部に前照灯が他番台とは違いありますね。
ステンレス車両となり、他番台と比べ横の色は帯だけとなりちょっと簡素になりました。
段差はあるもののそれほどの大きな段差ではないです。
それでは車内へと入ります。
車内はなんだか温かみを感じるのはなぜでしょうか。
他の番台と比べて腰掛背ズリ枕カバーがピンク色になったことで印象が変わったようです。
腰掛は運転台近くの出入口にはロングシート、車両中央にはセミクロスシートが配されています。
天井です。レール方向に左右ラインデリア、照明はカバー付です。
側面窓は固定窓となっています。日除けもロールスクリーン。
1枚がとても大きく、採光性も抜群です。
この300番台で最大の特徴は右手にあるようにトイレが配されているところ。
車椅子も入れる大型トイレは広くて使いやすいですよ。外観はシンプルですね。
トイレとセミクロスシートの間は出入口からは若干離れていますが、5人掛のロングシートです。
出入口近くにある車椅子スペース。
握り棒と棒の下に車椅子補助固定用のシートベルトが収められています。
出入扉は車椅子も通れる大きさではありますが、結構ぎりぎりではないでしょうか。
出入口近くにあるのがこのロングシート。
6人掛バケット形状のような引き込みのあるこの腰掛は、
腰掛中の詰め物がしっかりしているわけか、クッション性は高い。
こちら300番台にはご覧のような開閉ボタンが取り付けられています。
でもこれ車椅子だと出入口の段差があって車輪が落ちるから押せませんね。
あくまで健常者向の装置かと思います。
運転台です。コンパクトながら前面の視認性は高いと言えます。
なおワンハンドルマスコンでした。
もちろんワンマン運転対応は最初から行われており、
LED式電光表示器・整理券発行器などが用意されています。
最後にセミクロスシート。前述の通り枕カバーはピンク色になったことで柔和なイメージ。
ただ腰掛の背・座の形状としては直角で着座時の人間のラインに合わせたものではありません。
可愛いい側ヒジ掛ですね。少しだけ装飾の意味で腰掛と同じ表地が貼られています。
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