JR西日本

キハ181系「おき・いそかぜ」

まずは「おき」から


米子駅にて 99/09/17


ブルー系統のストライプの入ったモケット地のリクライニングシートが展開します。
白の内装と客室扉の青のイメージに合わせた色彩となっています。
ただ、床が暗めの色使いと照明が幾分暗めなためか、
客室内が暗く感じるのは少々残念です。


腰掛ですが、座も背もクッションは引き込み式の縫製ラインがあるほかは、
特段飾りラインもない標準的なクッションです。
肘掛は濃い朱色、紫に近い色でリクライニングはレバー式となっています。
座り心地は可もなく不可もなくといったところでしょうか。
あらゆる意味で標準的です。



「いそかぜ」から


米子駅にて 99/09/18


2色の青系統のモケット地である腰掛が展開するほかは、
基本的に「おき」と同じ儀装となっております。


こちらでは腰掛背面を写してみました。
下には網袋、上部には収納式背面テーブルが設置されています。

長距離を走る山陰特急を紹介しましたが、
昔簡易リクライニングであったことを考えれば儀装レベル向上は図られていますが
この「おき・いそかぜ」が走る山陰地方にも高速道路が完成、予定されている今、
客室内の他交通機関に負けない儀装レベル、そしてまた
列車自体の構造変化が求められているかもしれません。



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