JR北海道 |
キハ183系「利尻」
稚内駅にて 01/09/16
側面にはエンブレム入りです
普通車
まずはデッキからいきます。必要充分なデッキには洗面台、トイレが備わっています。
車両にもよりますがここは蛇口がレバー式の懐かしいタイプ。
長距離、また夜行運転もこなすためかデッキには自動販売機が備えつけられていました。
客室内へと進みます。まずは全景からですがJR北海道の最新の腰掛達に置きかえられ、
その表地の赤、青でだいぶ車内は明るくはなっていますが、
やはり車内全体を変化させているわけではなく、コントラストとしては少々違和感があります。
しかしながら大きな窓に明るく簡潔な照明は好感は持てます。
出入扉です。ライトブルー一色の扉には上部に小窓が。やや閉塞感を感じます。
反対に運転台方向です。助手席側は前面は展望がよくお得な席があります。
運転台と客室の間にはデッキがあるわけではなく、必要充分といったところでしょうか。
さて腰掛です。先ほどの通り青または赤の表地が眩しいほど鮮やかですね。
また触った感じも気持ちよく、座り心地もほどほどの硬さで印象は良いかと思います。
寝台車
まずはデッキ部分からです。車端部に設けられたデッキ部分には寝台に必要な設備が備え付けられています。
こちらはいまではかなり小数派となってしまった冷水器が壁に取りつけられています。
なお手前に少し見えているのはトイレとゴミ箱です。
対面にある洗面台です。独特の換気窓に取りつけられた仕切壁が少々無理を感じます。
あとは洗面台としては必要最小限といったところでしょうか。もう少し小物を置く場所があればいいのですが。
さて客室内へと進みます。寝台車ゆえずらりと寝台スペースが車端まで続いています。
通路は人がすり違える程度のものですが、床にはカーペットがひかれ靴音などが響かないものとなっています。
揺れる車内で狭い通路を通る乗客のために壁には握り棒が設けられ、
寝たタバコができない代りに通路には灰皿も設けられています。
また通常は収納されていますが引き出し式の補助腰掛に座って通路側から景色を楽しむこともできます。
寝台スペースに入ります。まずは正面に上段へと上がる梯子が見られます。
その左右にはカーテンで閉じていますが上段下段と寝台が設けられています。
上を見上げると広い空間を照らすための大きな照明が。このお陰でかなり明るくなっています。
ふと通路側をみるとこんなテーブルが。これをベット側つまり内側に折り畳むことでテーブルとなります。
寝台スペースにはこんな就寝用の小さな照明もあります。
必要最低限の照明ですが真っ暗というわけではありません。
使用前の寝台の様子です。薄い布団と浴衣、そしてハンガーです。
床となるクッションは意外にも悪くなく寝てもそれほど違和感はありません。
稚内駅出発後の案内です。(2分5秒) ダウンロード[kiha183-rishiri-guide.rm(502KB)] |
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