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JR西日本 キハ58系「つやま」
岡山駅 02/12/28
なお、現在はキハ48系でつやまは運行されております。
普通車
まずは全景です。新幹線廃車による余剰品である簡易リクライニングシートが両側に並びます。
2ドアのデッキあり仕様であり、往年の優等列車としての貫禄を感じさせます。
妻壁の様子です。出入扉が中央にあり、その両側には広告枠見えています。
網棚は特急車と同じく連続した仕様。
出入扉です。優等列車らしく化粧板付です。手前左手には壁に握り棒が見えています。
天井を見てみます。等間隔に空調機器が置かれていますが、扇風機もあります。
もともと固定クロスシートを置いていた車内に座席が窓枠が合っていませんが、
それを除けば以前と変わらぬものです。
妻壁に設置されている隅用テーブルです。ここだけは腰掛が進行方向によっては
背面テーブルが無いためこのような配慮があると思われます。
素材は木で出来ており、金属で硬く冷たい印象のある車内に
いくらかでも柔らかな印象を与えています。
実はテーブルは隅用だけではありません。このように窓側にもついています。
嬉しい反面、窓側席の乗客は邪魔になることもあります。
画像ではさらにその下に灰皿が見えていますが、もちろん喫煙車のみです。
途中表面外周に溝が入っていますが、どうやら装飾のみの役割のようです。
それでは腰掛です。先に述べたとおり新幹線の腰掛を再利用しています。
従来のキハ58系では固定クロスシートであったことから、
リクライニングするようになっただけ改善はされているのかもしれませんが、
やはり腰掛そのものの陳腐化は避けられないところです。
背面には小さいですが折りたたみ式の背面テーブルも付いています。
グリーン車
早速車内へと入っていくことにしましょう。
まずは全景から。半室グリーン仕様の車内に両側に2人掛の腰掛が並びます。
車内はグレーか白の寒々とした寒色系の色彩感覚となっており、
冬季はちょっと冷たく寒い感じがする反面、夏季は涼しそうでもあります。
天井を見上げてみましょう。天井には特にカバーもない照明、
それからグリーン車には似つかわしくない広告が吊り下がっております。
車端部にある隅用テーブルと足掛です。
隅用テーブルは折りたたみ式になっており、ピッチが広いながらも手が届きやすくなっています。
隅用足掛もずいぶんと大きなものです。しっかりと足が置けることでしょう。
デッキにある洗面台です。さすがにピンク調の最近の仕様のものに交換されています。
さあて腰掛です。いまだ残っていたのか、という感のある腰掛となっています。
収納式のテーブルが肘掛横にその姿もあらわにあります。
肘掛のサイド面には座面などと同じ表地が貼られているのはかわいらしいところか。
やや低めな腰掛は十分なシートピッチにどっしりと存在します。
背面には網袋が背ズリ中央にあり、足元には足掛が見えています。
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