JR北海道

釧路湿原ノロッコ号



釧路駅にて 02/09/09

湿原から帰ってきたノロッコ号。たくさんの風景を魅せて。


展望車です。天井から半分くらいは窓枠が切られ、
一部透明の仕切のほかは全くのオープンな展望が望めます。


側面には「ノロッコ号」のエンブレムも取りつけられています。


これは出入口付近です。行先プレートがついているのはいい感じです。



早速車内へと入って行きます。

自由席


季節運行でありながら、ここ自由席は悪天候時の避難場所かつ通常の乗客も乗ることができます。
車両内は一般車とほとんど変わることがなく、固定クロスシートが展開しています。
外観は展望車に合わせて緑に塗られているのにここはそういう意味ではちょっと残念ですね。


車端部分は出入り出来ないようになっていました。


天井の様子です。照明自体は特別なものはありませんが、
両端には釧路の自然の風景写真が飾られています。


腰掛ですがまずはクロスシート。形状も表地も一般車となんの変更点は見られません。


ロングシートも同様です。



指定席


早速車内へと進みます。右手には片側3人掛の向い合わせの木製の腰掛とテーブル。
左手には2人掛には転換することもできる腰掛が設置されています。
この転換腰掛が右手方向に向いているのは湿原がほぼ右側に広がるからですね。


この車両にはこんなスペースもあります。ちょっと違和感あるような・・・(^ ^ ;
エゾシカに鶴ですね。バックの背景ももちろん湿原が広がります。


こちらは出入扉です。このへんはなにも手は加えられていません。


別にある出入口にあるトイレです。狭いながらもありがたい設備ですよね。


またこんな仕掛けも。出入口付近にノロッコのイメージを床に貼りつけられています。


車内から見た感じです。外に向けては横に安全柵が取りつけられています。
しかしそれ以外は外の空気が思いっきり入ってきますね。


その窓枠付近にある小さなテーブルです。転換腰掛側にもテーブル、の配慮ですね。


天井を見上げるとランプ調の照明がぽつりぽつりとあります。
もともと全展望なのであまり照明は必要ないんですよね。ほぼ装飾の役割が高いです。


2号車にはトイレの裏手にこのように物販コーナーがあります。
ノロッコ号限定のグッズなどが販売され、また走行中には
コーナーに設けられたスピーカーから沿線の案内をしてくれます。


こんな楽しいものも。車内にぺたぺたとありますよ。


さて腰掛ですが、まずは3人掛シート。いわゆるベンチ仕様ですね。
実際座ってみるとそれほど悪いものではなく、むしろ景色に夢中で気にならないのでしょうか。(^ ^ ;
ただテーブルが大きくていいのですがちょっと圧迫感があるような感じもします。


車端部は出入スペース確保のために2人掛仕様となっています。


転換腰掛です。最大のミソは転換できること。木製の転換腰掛はなかなかお目に掛かれません。
背ズリ部分は太く丸みのついた板がバー状に渡してあり、見た目にも面白いですね。
そう、側面にもトロッコ号のエンブレムが入っています。これは転換腰掛だけです。



☆沿線の風景☆  JR北海道 ちょっといい駅「釧路湿原駅」

☆沿線の風景☆  JR北海道 ちょっといい駅「細岡駅」



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