JR九州

800系「つばめ」


川内駅にて 04/06/19

ロングノーズで愛くるしい顔をした先端形状ですよね。


川内駅にて 04/06/19

それでも基本は700系なため側面から見る窓の形状やそこかしこがやはり700系に似ています。


川内駅にて 04/06/19

初めて和文を感じるフォントで書かれた愛称「つばめ」の文字。
またドット文字で書かれた号車表示がその号車案内とともに外観デザインと一体となっています。


鹿児島中央駅にて 04/06/19

在来線から採用されている「TSUBAME」



まずはデッキから見ていきましょう

1号車デッキの様子です。


デッキからつばめ独自の空間が始まっています。
ドット模様を基本にデッキは黒を基本とした配色。
そして写真は1・5号車にある車椅子対応の大きなトイレです。
トイレ扉の開閉はやや下にある大きな『開』『閉』ボタンを押すことで操作。
トイレ内の人の有無は青が空室、赤が在室の色分け表示です。


1号車の出入扉です。この1号車の扉は車椅子にも対応にするため
非常に大きな扉ですね。扉そのものも九州基本色の赤を採用し強烈なインパクトを与えています。


文字は2号車のものですが大きな扉上部にある号車表示です。
外観もそうでしたが号車表示をデザイン的に前面に押し出した最初の新幹線車両でしょう。


扉やや下にある乗降の際に捕まることのできる縦の握り棒です。
こんなところまで木製(フェイクかもしれませんが)拘るんですね。徹底しています。


1号車の洗面台を紹介。従来の車両の洗面台の仕切りと言えばカーテンと決まったものでしたが、
ここではなんと八代い草の「縄のれん」を採用。周りの黒の色調と相まってその存在感が目立ちます。


もちろん洗面台だってテーブルは木製。そして大きな鏡面に明るい雰囲気。


奥は男子小専用トイレの入り口です。


2号車デッキ。1号車もそうでしたがドット模様を基本にデッキは黒を基本とした配色。
右手に見えている電話室はこれまた斬新な感じ。敢えて仕切の壁を設けることがなく、
そこには暖簾だけで部屋として仕切ってしまいました。
混雑時はここの中にも人が入りこんでしまう懸念があることだけが予想されます。(笑)


中は銀色一色のデザイン性も高い電話機が木製のテーブルに置かれています。
デッキの高い騒音は遮断はできないものの、いちいち中に人がいるかどうか
窓越しに除くといった趣向よりもいいかもしれません。
なお、暖簾にはつばめの下模様に『電話室』という文字と『つばめ』のマークがプリントされています。


電話室の対面の客室との壁はご覧の通り。
デッキでの立席者のために横棒が渡されていますが、握る部分はここも木製です。


5号車デッキ。左手の機器収納の扉ももちろんドット模様。
扉付近の下のほうには缶・ペットボトル用の飲み物容器専用のゴミ箱が。


どの号車も共通してあるゴミ箱入れです。


号車によってはデッキに消火器が目立つ位置に備え付けられております。


それでは客室内へと入っていくこととしましょう。



次は客室の様子です。