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大阪市交通局 10形(10A)(御堂筋線)
中百舌鳥駅にて 08/03/01
赤帯が走る18M級アルミ合金車体。
黒地白抜きの方向幕は結構はっきりくっきりと読みやすい。
早速入って行きましょう。
まずは全景から。車内は腰掛を除き寒色系の色使いでなんとなく寒々しい感じがするものの、
なんとか腰掛表地の赤色でそれを補正しております。
登場当時はなかったために、センターポールがなんだかやたら目立つ存在となっています。
しかしながら、バケット形状もない車両中央部の6人掛腰掛の定員着座には効果があるようであり、
このセンターポールが活躍していることは紛れも無い事実だと思います。
天井照明はそのまま裸ですが、併決するように直列に並んでいるためにとても明るい。
空調機器は中央のその両脇にレール方向でラインとして集められ、
少々デコボコはしていますが、割と均整のとれた雰囲気となっています。
こちらは先頭車運転台方向を見ております。
地上区間も御堂筋線は通るのですが、客室を隔てる壁にある窓は小さく、
必要最低限の備えといったようです。
車端部は優先席空間となっておりました。
腰掛もさることながらここの左手は車椅子用スペースを完備。
車椅子の方のために壁面には横の握り棒も取り付けられてます。
貫通扉上部にこの車系ではLED式電光案内表示器が設定されています。
反対側妻部では一般席が両側に設けられていました。
外観はアルミ車体の素地感が前面に出ているのですが、
意外や客室内出入扉では、白の化粧板仕様となっておりました。
一般席も優先席も3人掛ロングシートは6人掛の仕様と変わりはありません。
座り心地は正直言ってレベルは高くありません。
いわゆるぺったりの座面ですね。背ズリの着座位置明示だけが唯一の機能か。
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