公営 |
札幌市交通局(南北線) 5000形
真駒内駅にて 2001/09/14
開業当初からある南北線の次世代車両として登場の「5000系」
真駒内駅にて 2016/03/11
ホームドアも付いた真駒内駅にて停車中。
4ドアで乗降性を高めた5000系。
早速入って行きましょう。
まずは中間車から。寒冷地らしく車内は暖色系の色使いです。
やらわかな仕切のクリーム色に腰掛の赤を基本としたチェック、温かみを感じられます。
それでいながら上部の壁面は白を基本とし、圧迫感は与えておりません。
妻部の様子です。左右には3人掛腰掛で片方は優先席の設定。
連結部に窓はありませんが、サイバー的な形状の貫通路。
連結部に窓はありませんがサイバー的な形状の貫通路。
扉は省略されており、代わりに幌転落防止用として鎖で仕切られています。
今度は先頭車です。中間車同様の配置ですが運転台付近へと進みます。
運転台裏には腰掛の設定は無く、広い空間となっています。
乗務員扉が中央でもなく、左右両端でもなく、微妙な位置にありますね。
また運転台との窓もきれいな長方形で独特のインパクトをこの空間に与えています。
天井には中央にラインデリア、カバーのかかる照明。
扉数、戸袋の制約から窓は扉間に1箇所です。
壁面同様に化粧された出入扉。
扉上部の案内表示器、こちらは路線図のみの掲示タイプ。
扉上部の案内表示器、こちらは路線図の下部で
LED式横スクロールによる文字サービスを行います。
さて腰掛です。まずは中間部5人掛ロングシートです。
先ほど挙げました通り赤を基調としたチェック柄が目を惹きます。
同時に背ズリにあるこの柄は着座位置も示す役割を果たしています。
特徴的なのは腰掛仕切です。ちょうど着座する人の肘が出る部分を膨らますのではなく、
穴を開けてしまって逃がす発想は面白い!ですよね。
混雑時はちょっと干渉が気になるような気もしますが、こういう造りもありかと思います。
座面も奥のほうでは引きこみによって窪みを持たせきちんと着座させようという狙いが見えてきます。
妻部3人掛ロングシートです。
青の表地は優先席で仕様はまったく同じですが対照的な色使いで明確に一般席と区分しています。
右クリックで新しいウィンドウを開けてご覧ください。
札幌市営地下鉄5000系 真駒内駅を出発です 2016-03-11撮影。 (43秒) |
他のページも見てやってください。