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>東京都交通局 5500形(浅草線)
西馬込駅にて 2021/12/30撮影
日本らしさとスピード感が伝わる車両として平成30年より投入。
公式HPによると国際的にも日本のイメージとして一般的で、
かつ浅草線沿線とゆかりのある歌舞伎の隈取りを現代風にアレンジ、
凛々しく躍動感あるデザインを外観として取り入れたとのこと。
早速入って行きましょう。
まずは中間車車内全景から。
公式HPによると落ち着きのある和の雰囲気としているようですが、
実際の雰囲気はどちらかと言うと洋のシャープなデンザイン。
全照明にLEDを採用。
側面窓は大きな2枚の固定窓。
扉そのものは素材そのまま化粧無しの扉ですが、
窓となる下部の切り込み方が他にはないライン。
見やすさを狙ってか意外に珍しいと思う少し斜めに客室に飛び出した扉上の液晶画面。
7人掛ロングシート。スタンジョンポールが1本だけ中間を割ります。
車端部は優先席となっています。
妻窓はクリーム色の優しい色合いにすることで無機質とならずに済んでいますね。
ここは6人掛ロングシート。2+2+2となるようスタンジョンポールを配置。
ちょっとデザイン性のある腰掛仕切窓の切り欠き。
片側車端部は優先スペースを確保。
優先スペースがあるのでこちらは2人掛腰掛。
最大の特徴はこの腰掛仕切。
表地を貼ることで当たった場合にはこれで痛くなくなりました。
肩逃がしもある細かい配慮。
貫通扉は両車ともに扉を用意。
東京の伝統工芸や沿線由来のイラストを使用した、
遊び心があるインテリアを使用。
それでは先頭車へと進みます。
基本配置は中間車配置と変わらないのですが
運転台があるため優先スペースを取る為に腰掛を一部無しとしています。
5人掛ロングシート、ここではスタンジョンポールはないんですね。
縦形ヒーター、その前に車椅子の方も握れる取っ手。
チャイルドシートスペースも兼ねるため高さが二段取りつけ。
運転台横へさらに近づきました。
最近登場の車両としては、地上区間も走るのに珍しく、
本当に小さな窓が並びます。
このあたりには掴むものがないためこんなところに握り棒が。
運転台は客室空間とは異なりややグレーの内装で合理的に造られてます。
都営浅草線5500系 早朝の京急新馬場駅通過していきます 2023/05/02撮影 |
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