大手民鉄 |
京阪電気鉄道 5000系
出町柳駅にて 05/05/01
昭和45年より製造を開始した5扉車両です。
目的はラッシュ時の混雑緩和、特に乗降時間の短縮を目的とし、
逆に閑散時間帯は2扉を閉め切り、座席定員を増やすと言う離れ業を可能としました
閑散時間帯の状態ではこのように扉は締め切られています。
締め切った状態を外から見た状況です。
黒地に白字。
まずは車内全景。もちろん閑散時間帯のため腰掛はすべて降りてきている状態です。
なによりやっぱり車内から見ても扉が多いですよね。
京阪らしくカバーの掛かった照明。
そして集約分散式ユニットクーラ・ヒートポンプ式クーラによる冷暖房が設置されています。
車内側面の窓は2段式の開放可能な窓。
でも京阪はしっかりと冷暖房が効いているため、通常乗客が開閉する必要はありません。
出入扉は白の化粧を施された綺麗な内装飾。
足元にはきちんと滑り止め加工がなされていました。
この車系一番の特徴である昇降する腰掛をスライドさせるが故のガイドとなる側面支柱。
扉を機能させるために扉のほんとに上までスライドレールが設置されていますね。
昇降する腰掛には軽量化を図るためもちろんヒーターは省略されておりますし。
腰掛座面も一般の腰掛座面に比べて少し板の上に詰物を入れて表地を巻いたといった感じとなっています。
千鳥配置でこのような路線図+情報案内LED付の大きな情報版が出入扉上部に掲げられています。
一般の腰掛も昇降する腰掛同様の腰掛の仕様となっています。
腰掛仕切は出入扉と同じく白の化粧板に覆われた美しい仕上がり。
妻部の様子です。両側には3人掛ロングシートが設置されています。
消火器も客室側に飛び出る形ではありますが、きちんと妻部に収納されています。
一部車両にはこのように車椅子の方を主眼においた空間が確保されています。
やや狭い空間であるものの、きちんと横の握り棒も設置され、明示もなされています。
据え置き式でヒーターは脚台中に設置されています。
優先席は腰掛表地は同じですが、このようなシールが窓に貼られ妻部に設定されています。
こちら先頭車両となる運転台横の様子です。
京阪車全体に言えることに言えることですが前面展望は確保されていますね。
運転台の様子はこのような感じです。
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