大手民鉄

京浜急行電鉄 新1000系


2005年11月14日更新分


浦賀駅にて 05-08-21

2100系をベースに1000系の新しいバージョンとして登場。


浦賀駅にて 05-08-21

2100系同様、側面の窓は外からは黒で中は見えないようになっています。
そのため連続した窓に見える効果や、車体外観色の赤とのコントラストも素晴らしい。



幕はLEDではなく本当の幕でこの車両は表示されていました。



早速車内に入っていきます。


まずは車内全景。全体的に暖色系の色使いで暖かみを感じる車内です。
しかしながら床は通路部分はホワイト、腰掛下は赤と対比するようにやや明るみのある青。
うまく色使いが上手になされている車両に思います。
車両は基本的にはロングシートが車両中央部は占めていますね。


側面窓は1枚の横に長い窓なのですが、日除けを降ろすとこのようにこちらもピンク。


車両中央部のロングシートはバケットタイプで基本7人掛。
スタンジョンポールばかりではなく腰掛間にわざわざ仕切板まであるのが特徴。


扉との仕切り板に肩逃がしがあるのは当然なのですが、若干装飾の横縞が入っているのがポイント。


対して車端部は2100系と同じ固定クロスと補助腰掛が配置されています。
もちろん車端部もライトピンク色の内装色でこちらも全体の雰囲気に合わせています。


これは2100系と仕様は全く同じです。補助腰掛。


固定クロスも同じ。ちなみに優先席なので枕カバーは白色です。


車端部は優先席に設定されています。京急では標準になった優先席空間の吊革の黄色の警告色、
それから低めに設定されたユニバーサル的な高さ。


出入扉です。扉ももちろんオフホワイトの化粧板で美しい仕上がり。


小さく、横のスクロール1行のLED電光表示器が扉上部には車内に千鳥配置で設定されています。


続いて先頭車の様子。この写真は運転台側から妻部連結方向に向かって撮影していますが、
左手に見えるように車椅子の方のための優先の空間が両先端車に設定されています。


うまくこの空間を生かして消火器の収納もここに作りつけられていました。


もちろんそれゆえのスペースであるから横棒も掴まるために渡されていました。明示もね。


この車椅子スペース横のロングシートだけはスペースの都合上6人掛。


反対を向いて運転台側。ここだけ車端部はロングシート配置となっています。
2100系のように座りながらロマンスシートのように楽しめる特等席にはならないものの、
客室との仕切りとなる壁には窓はどこも大きく、広く取られているため眺望性は高いですね。


これが運転台横の2人掛腰掛。


運転台の様子です。マスコンハンドルがやや中央にあるように思います。



2022年01月02日更新分


12次車 1153編成オールロング8両


三崎口駅 2021年12月29日撮影


ステンレス車体に側面は京急のイメージカラー
を踏襲した赤と白のカラーフィルム。




冬季の寒いこの時期ドア1枚のみ解放、他は発車近くまでの保温配慮。


灰色の床面に対して温かみのある腰掛表地。


天井照明はかなりの狭い間隔で明るい。


空調機器は等間隔で口を覗かせています。


こちらは車端部。腰掛表地は青に変わりました。
スタンジョンポールがここ優先席スペースでは
黄色のコーティングがなされています。


ユニット枠の側面窓。


出入扉は素材そのままの簡素なつくり。


上部には意外に珍しい路線図と液晶表示の並列。


一番特徴的なロングシートになります。
スタンジョンポールのみならず3人と5人の間に簡易な仕切があります。



特徴のある袖仕切は出入扉側にヒジ除け分だけ少し出っ張っています。


先頭車運転台方向へと進みましょう。


特徴ある窓、特に運転台側の小窓が可愛らしい。


運転士腰掛の様子です。


反対側車端部は一般席。


先頭車一部腰掛には車椅子の方のためのスペースが設けられています。
ここだけはロングシートを短くし、優先席スペースを確保。


で、こちらが2人分カットされたその5人掛。



京浜急行 新1000系 北久里浜駅から久里浜駅まで走行します 2021/12/29撮影(2分38秒)右クリック新しいタブでお願いします
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