大手民鉄

16200系「青の交響曲」



吉野駅にて 2018/07/15

公式HPによると歴史・文化・自然や食など観光資源に溢れた沿線の魅力と調和し、
響き合いながら走る「青色の列車」ということで青の交響曲」となったようです。





種車6200系のドアーを活かしつつも窓はスリット調とし形を変えています。



<1号車>

まずは吉野寄1号車から見ていきます。


デッキ空間には車椅子対応大型トイレが設置されています。
こちらも木目調の化粧が壁面すべて施されており、車内雰囲気が途切れることがありません。


さすがにボタンはよく見かけるこのボタン。


車椅子対応大型トイレ対面には何も置かず大きな窓が1枚。


車椅子でも全く問題のない両開き大型出入扉。


出入扉横の握り棒にだって気を配っています。


2号車へと続く通路には、


もちろん化粧台だって用意されています。
こちらも大理石調でかつすこしレトロ感のある造り。



その壁面には近鉄おなじみのおしぼり入れがあるのですが、
なぜか残念ここだけは通常他車系で見られる装飾もない仕様。


なお化粧台の対面は男性用トイレとなっております。

さて客室へと進みます。


重厚感のある雰囲気に近づけた車内にはグリーン色の表地を纏った腰掛。


木目調の壁面で囲われた窓にサロン席の照明が照らし出す。
運行が日中だけなのが少々残念なところ。


妻部壁面にある折り畳み式大型テーブルです。


3〜4人用サロン席は2人掛腰掛の組み合わせか1人掛腰掛の組み合わせ。
グループ前提のため腰掛は向かい合わせ固定で真ん中にテーブルが備え付けられています。


どうぞ楽しいひと時を車窓とともに。


テーブル上の照明もいい感じです。


ツイン席も1人掛腰掛であるほかはサロン席と同様で向かい合わせ。


多様な乗車ニーズに合うようこちらは通常の2人掛。
フリーストップリクリライニングシートで座り心地はやや硬め。
包み込まれるような感じはするものの着座時の心地としては座らせてもっている感じかな。


こちらは1人掛。


運転台方向妻部、乗務員用扉も装飾によって扉を意識しないデザイン。


ここ妻部の一人掛は斜めに切られたテーブルに窓を斜めに向いた腰掛。

<2号車>


まずはデッキ空間から。阿部野橋寄にあるこちらはライブラリーという空間。
ただなんだか吉野にまつわる本を中心に少しだけ置いてあるだけで、



対面の座って読んで欲しい腰掛も硬いベンチなのはちょっと残念。
なにかこう通路を仕切ってちょっと腰掛て読む空間づくりが欲しかった。


ではライブラリー空間を背に、左手のstaff only扉を横目にラウンジへと入ります。


ちょっと振り返って見るとこんな感じ。


右手に見えていたのはこちらゴミ入れでした。


さあて肝心のラウンジ空間ですが阿部野橋寄からカウンターを遠くに見ています。
昔風の落ち着いたラウンジ、というより喫茶店の雰囲気が広がります。


側面窓は敢えて細長とし、客室とは異なる雰囲気作りに一役買っています。


天井は床面、腰掛の深い色に対してここは明るさを出すための白。


照明で縁取られたカウンターは大きめで飲食物、それもお酒やお土産を提供しています。


カウンター目の前にはケースにおいしそうなものが並びます。
この時は夏季限定のオリジナルケーキでした。


ラウンジ?調の腰掛が並びます。


こちらは4人用にテーブルが四方から丸テーブルを囲んでいます。


さらに奥はレザー張りの長椅子に腰掛。
景色を見ながらひとりでもいいですね。


<3号車>

3号車の客室は配置は違うものの1号車と同じですがデッキ空間は異なります。


1号車のそれとは違いここには特になにも仕掛けがなされていません。


壁面窪みにあったのはパンフ置き場とその下にはゴミ箱。






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