大手民鉄

「L/Cカー」



伊勢市駅にて 00/3/25

名古屋へと折り返しを待つL/Cカー



早速車内に入ります。


まずは車内全景から。目に飛び込んでくるのは紫の色。
それでいて枕のグレーの色と絶妙に絡み合って落ち着いて感じます。
背面下部には樹脂カバーで覆われています。
縦の模様も入りアクセントが効いていますね。
また枕部には取手もあります。ちょっと位置的には高いですが。

既によく知られていますが、LはロングシートのL、
CはクロスシートのCを表しており、その状態、時間帯による両立を図った腰掛です。
画像では休日の昼間に乗車したため、クロスの状態となっております。

それから座り心地ですが、画像を見た感じでも感じられるかもしれませんが、
硬いです。そして枕は樹脂で出来ているため、頭をぶつけると痛いです。
まあ、近郊列車としての使命もありますが、通勤列車としての使命も有るため、
ある程度割りきりがあるのかもしれません。


肘掛けはこんな感じになっています。
非常に細い肘掛けで大丈夫かな?なんて思うほどのラインですが、
以外にしっかりと感じます。ただ細いため、肘当てが狭く肘置きとなりにくいのが難点。


こちらは出入台の様子を見た感じです。
ロングの状態となったことも配慮し、
ちょうど1人掛分の仕切が出入方向に設定されております。
画像のようにクロスの状態の時は、
クロスの通路側の腰掛裏が丸見えで少しおかしいですがね。(^0^)
このへんはしょうがないところでしょう。


その仕切にも上から下におおきく握り棒が取りつけられております。
クロス腰掛にもなることから、通常のロングシート専用車に比べ
立席者の寄りかかる部分が少ないことから、これは助かります。


車端部はご覧の通り全てロングシートのみでの設定となっております。
設計上、共通化が図られておりロングシートのみの腰掛も
座から上は全て外観形状が同じです。
それにしてもこんなに並ぶと面白いですね。(^0^)



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