名古屋鉄道

名古屋鉄道 6800系


08/11/18 内海駅にて

名古屋等寄 ←□+□→ 内海寄

6500系と異なり全て2両固定。現在本線・亜幹線の増結用や支線用として活躍。


08/11/18 内海駅にて




早速中に入ってまずは全景の様子です。
扉間には固定固定クロスシート、その他はロングシートという設定です。
車内化粧板は濃い木目調、床もグレーであるため、全般的にはやや暗めの色調です。
ただ扉部分は木目と同じ色調となっており、変化もいろいろと見つけることができます。
出入口と腰掛の間を仕切るのが、縦に走るパイプにちょうと立席者の背ズリがくるような
木目調の板が張られた仕切りがなかなか特別で目立つ存在となっています。


出入扉です。何といっても白の化粧板が美しいですよね。
扉周りはあまり立席者のための余裕はなく、着座を基本としているようです。


車両中央の出入扉横は固定腰掛ではなく3人掛ロングシートとなります。


座面有効幅の狭ーいロングシートは、固定腰掛側はなぜか丸パイプだけの仕切で、
固定腰掛とロングシート間に微妙な隙間が発生しています。


側面窓のようです。ユニット枠ではないのですが、正方形に近いような小型の窓が
立柱を間にして並んでいます。窓枠周りが大きくステンレスの金属面が見えているのが特徴。


運転台方向を見ております。独特な仕様の固定シートが運転台に向かって並んでいます。


さらに運転台に近づいてみました。こちらは白の化粧板が客室との間を仕切っております。
窓の大きさはさほど大きくはないけれども前面眺望も確保されています。



なお反対の内海寄側は仕様は同じですが、優先席が設定されています。


それから車端部ですが両側には4人掛ロングシート、
運転台仕切りと全く違うのは妻壁を覆う木目調の存在です。


でもちょっと貫通扉だけ木目と色調が違い過ぎて目だっております。


なお反対の内海寄側は今度も優先席が設定されています。


さて腰掛ですが、非常に個性的なこの固定腰掛。
背ズリの丸パイプは背ズリに沿う形で作られており、
かつ中央の凹みは着座、立席時に掴みやすくされてい形状です。
またそのパイプはヒジ掛にも伸びており、そのままパイプではまずいので、
パイプに覆い被さるように樹脂のカバーがついています。
なお腰掛同士のシートピッチが非常に狭く、座席有効幅も広くはないので窮屈なのが残念です。


背ズリ背面は妻壁と同様の木目調化粧板にて施しがあり、
薄い背ズリではありますが、違った存在感を見せ付けています。



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