名古屋鉄道 |
名古屋鉄道 モ510形
01/01/03 谷汲駅にて
大正15年に製造された車両で廃車、静態保存となっている車両もありますが、
不定期運用とされたために最後まで残された車両もあります。
01/01/03 谷汲駅にて
急行運用も以前はこなしていました。
05/02/26 徹明町付近にて
団体運用の重連で市内線を走る。
まずは全景から。車両中央から双方に向かって2人掛、1人掛が並び、
立席者のことも考えてどちらも2人掛と1人掛の横組み合わせとなっています。
残念ながら窓枠と腰掛が合っていませんが、狭いながらも嬉しい配慮ですね。
ドーム状の天井には蛍光灯がぽつりぽつりと。でもその曲線が乱反射して車内を照らし出す。
運転台と客室の仕切壁の様子。細長く天井まで延びた仕切の上部は開いており、
開放された前面の窓のため前面が見えます。
運転台の様子です。客室とは仕切るためのパイプ状の横棒も無く、すぐ隣まで行けます。
運転台腰掛はほんとベンチのように小さな折り畳み式の腰掛。
この車両の最大の特徴である丸窓が見えています。
出入口のすぐ隣、通常の窓とは全く異なる丸い窓は、
この車両のデザイン性の高さを感じさせます。
外観から見る側面の様子はこんな感じ。ずらりと窓が続きます。
出入扉も同じく客室内の雰囲気を繋ぐ洗練されたデザイン。
そして腰掛です。狭い車両に合わせて決して大きい転換腰掛とはいえませんが、
きちんと丸いパイプで曲げられた肘掛、肘当て付きのものもあり、
背ズリ上部には路面電車としての性格も持ち合わせているため、
立席者も考慮し大きめの取手も付けられています。
また腰掛の表地に合わせて肘掛カバーも塗装ながら同色の赤が用いられております。
千鳥配置で1人掛腰掛も配置されております。このため立席者の方のための通路スペースも幾分確保されています。
車端部には優先席腰掛が設けられおり、視認するために枕カバーが青色となっておりました。
忠節駅に向けて出発です。(4分44秒) ダウンロード[mo510-cyusetu-arrival.rm(572KB)] |
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