名古屋鉄道 |
名古屋鉄道 モ800形
03/06/15 白金駅にて
結果として美濃町線最後の新車として導入されたことになるモ800系。
初の床低車として期待していたが、名鉄での活躍は数年のこととなってしまった。
03/06/15 関駅にて
05/01/04 新関駅にて
エメダルドグリーン色がとても白いボディ色に映えます。
今までの600V区間の車両では考えられなかった色使いにびっくりです。
腰掛表地のビビットな青に斑模様もそうですが、手摺パイプのピンクなども斬新です。
まずは出入扉から見ていきましょうか。両側引き戸のこの扉は車両中央の乗車口。
車椅子もベビーカーもこれなら楽々乗車できます。
その出入口近くにある折りたたみ可能な収納式腰掛。車椅子マークの通り車椅子の方が
乗車の際にはこの腰掛を収納することで対応が可能となっています。
低床部分から緩やかに高くなっている部分の腰掛です。
固定1人掛腰掛が山側には設けられています。
車両サイズからしてシートピッチの狭さはしょうがないところ。
側面から見てみました。背ズリにつく大きな取手は立席者の大きな見方。
意外に座り心地は座ブトンには詰め物が多めにつめられており悪いものではありません。
また路面電車ではあまり見られない腰掛毎のヒーターが座面下に見てとれます。
こちらは海側の2人掛腰掛。仕様としては1人掛と違いはありません。
こちらは出口側の折り戸の扉。
こちらは健常者での使用を想定し、扉と車内の段差が設けられています。
運転台と客室間は開放感たっぷりですよね。左右に仕切はなく、乗務員用の扉の窓もできるだけ。
ちょっと下に目をやって見ると運賃箱がありました。最近のカラフルなタイプです。
窓の上のほうには電光表示器による運賃や停車駅案内表示器がありました。
側面の窓だって素晴らしいですね。UVカットの窓にはカーテン等の設備はありません。
なお窓の上部は内側に倒れることによって外気を取り入れることが可能となっています。
それから腰掛から伸びてきているパイプはすべてピンク色。車内の雰囲気が明るくなります。
低床部分と高くなる運転台近くの腰掛と腰掛の間の背ズリ上部のほうにはこんな仕切りが。
黒色が掛かった樹脂製の仕切板がはめ込まれています。この目的は?
天井の様子です。低床部分は天井も内側に低くなっていますね。
運転台に近いぐらいの腰掛と腰掛の間にある機器収納箱です。
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