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南海電気鉄道 31000系「こうや」
極楽橋駅にて 05/05/27
高野山直通特急の増備車両として、平成11年3月より運転開始。
先頭形状前面には傾斜角が付けられ、30000系、11000系と併結運用可能となっています。
極楽橋駅にて 05/05/27
窓枠が黒にすることで外観からの窓は連続した流れに見せています。
極楽橋駅にて 05/05/27
方向幕は二つ。列車愛称と行き先表示。
さっそく車内へと入っていきましょう
入ってすぐ出入扉を内側から見てみます。折り畳み式の出入扉はその利点を生かして
必要最低限の空間を確保する反面、内側に開くため乗降には注意が必要です。
意外なところに消火器が設置、収納されていました。
デッキ空間はとても配色が地味。
分別回収にご協力下さい。
右手に見えていたのがこの洗面台のコーナー。
洗面台そのものは樹脂感を感じさせてしまうものですが、全自動の洗面台の仕様です。
判りづらいですがこの洗面台の下にはゴミ箱も用意されています。
中間車難波寄りにはこのようなベンダーコーナーが設置されています。
デッキに張り付くように用意されている公衆カード式電話。どうやら山岳地帯は使えないようです。
車内全景の雰囲気としてはとにかくは腰掛の枕カバーのピンクが決定付けていますよね。
腰掛そのものの表地は緑色に近い表地で非常に地味であり、また他側壁についても地味です。
妻部の様子です。ここは中間車になるのですが、ここに身障者用の空間が確保されています。
そのため他の妻部とはことなりここは扉出入が車椅子が通過できる大きさとなっています。
また妻部はピンクに近い茶系統の色合いで車内に彩りと暖色系の暖かみを演出させています。
これがその空間。掴まるための握り棒はもちろん固定用のベルトも完備。
こちらは出入扉上部のLED電光表示式案内です。
先頭車運転台の妻部も中間車と同様の仕切壁で構成されておりますが、違いは妻窓の存在。
助手席側の一番前の席からは前面展望も楽しめる構成となっています。
運転士腰掛の様子です。
妻部には隅用テーブルが用意されています。
側面窓は外観とは違い黒の窓枠は見せることなく大きな横長の窓があるのみです。
そして南海では当然の布地のカーテン。妻部は車体長の関係で別の窓サイズです。
この車内で暗く見せず、かと言って安っぽさすぎない工夫がなされている照明。
中央の大きな照明もスリットが入った間接照明風、またさらに荷物棚にも各席に直接照明。
腰掛は本当にピンクの枕カバー以外はよくある普通のフリーストップリクライニング。
背面には背面テーブル、その下にアミ袋と艤装的には全く問題ないレベル。
しいて言うならば座り心地としては可もなく不可もなくといったレベルでできれば向上を望みたい。
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