大手民鉄 |
小田急電鉄 3000形
片瀬江ノ島駅にて 08/01/16
フルではないですが側面行き先表示もLED式を採用しています。
それでは客室内へ入っていきます。まずは全景からとなります。
汚れを見えにくくするためか床面は薄めのグレー、壁面はオフホワイトと寒色系なのですが、
腰掛の赤系表地のためか意外や客室内は寒々しくは感じないように思います。
扉間の側面窓は大きな横長の一枚窓。補強に縦柱が1本入っています。
天井の様子です。照明カバーはないものの狭い間隔で設けられております。
また空調機器は若干噴出し口のデザインが煩いものの、全般的には簡素な仕上がり。
出入扉は小田急ならではのこのクリーム色。
枠を巻く黒の縁取りがとても太くて印象的になっています。
それから扉上部の案内表示はフルカラー液晶表示でした。
左手には路線図などが掲げられ、こちらに情報を集約しているようです。
窓下腰掛はすべてロングシート。車両中央は7人掛です。
背ズリと座面のバケット形状、センターポールで定員着座を促します。
妻部は車両片側は毎車両優先席となっております。
おなじみとなった吊革を黄色とした警戒色、低めの位置でサポート。
右手足元には収納式の消火器入れが見えていますね。
こちらは妻部腰掛。いずれも3人掛ロングシートですね。
特徴的なのは妻壁にも表地が張られていること。
通勤車両では珍しいのではないかと思います。
3人掛なのにセンターポールが用意されているのは着座・起立を支援するためでしょう。
最後に先頭車両運転台方向を見ます。
デコボコはしていますが、いずれも上半分を窓とし眺望を確保した運転台仕切。
でも注目は右手腰掛にあります。
先頭車両にはこの部分に車椅子スペースが設けられています。
しかしながら座席定員もなるべく確保したいと考えたのでしょうか、
こちらでは折り畳み式腰掛を用意しました。座り心地はともかく少しでも座りたいものですよね。
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