大手民鉄

小田急電鉄 60000形「MSE」



本厚木駅にて 08/06/15

□+□+□+□+□+□ + □+□+□+□
01 02 03 04 05 06  07 08 09 10
03,09が車内販売カウンター在り車両
02,05,09に身障者用腰掛配置車両


本厚木駅にて 08/06/15

艶のあるなんとも言えないブルー色が魅力的。
そして地下鉄ホームを完全なる優等列車車両が停まる快感。



客室の様子です。


まずは車内全景です。まるで赤絨毯を敷いたかのような中央通路の赤色が眩しい。
そのコントラストとして、ドーム状の天井の白色が美しいですね。


よく見るとレール方向に縦線の入ったデザイン。


逆に腰掛背面側から見ると、腰掛背面の木目が目に入ってきて、
木目が全体の調和役を果たしていると思われます。


こちらは5号車妻部の様子です。木目調の妻壁にMSEならではのブルーの出入扉。
窓枠も左手に寄せた変化に富むデザイン。地下鉄への乗り入れロマンスカーならではではないでしょうか。


隅用テーブルです。テーブルももちろん木目調。
隅用の網袋には車内専用紙が挿入されていました。


さて腰掛ですが車内の雰囲気に不思議とうまく溶け込んでいるようです。


やはり一番目を惹くのは木目調のパネル?類ではないでしょうか。
側ヒジ掛通路側は木目調なのですが、腰掛側は全く異なります。
側ヒジ掛はどうやらアルミダイキャストで作られているようでして、
軽量化が図られているようですが、素地そのままですと見栄えの問題もあるので、
このようになったのでしょうか。
またこの車両がビジネス的な使用が多いと見込んでか、収納式テーブルも小さめです。
この大きさでも使用目的と着座時間からこれで大丈夫と判断したのでしょう。


背面も木目調です。背面テーブルが無いだけになんだかすっきりとして見えますね。
背ズリ半ばに見える金具は、カバン掛にも使われていますし、
下のほうに見えているゴムバンドのわっかと合わせて傘立てとしても使用します。


5号車での身障者用スペースの様子です。ここには緊急時の出入扉が設定されています。
そしてまた車椅子のために横棒がわたされているのも見てとれます。


身障者用スペースがある側の号車出入扉では、このように車椅子が通過できるよう両開きとなっています。


こちらは身障者用腰掛となります。一般腰掛との違いは通路側も窓側もヒジ掛が跳ね上がることですね。
座り心地は両者とも変わりません。やや固めの座り心地はいかにも地下鉄乗り入れ的な感じがします。


窓の様子です。大きな横長の窓に対して2列の腰掛が並びます。
日除けのためにその中央にワイヤーが上下に張られており、
これを支持にロールスクリーンが、窓に着座するお客様のために陽を遮ってくれます。


妻部だけは専用の小窓となっています。


こちらは運転台のある先頭車の全景の様子。


出入扉上部にあるLED式電光表示器です。ハングル語も表示されていました。

デッキの様子です。


3号車デッキですが、3号車に限らず全てのデッキが木目調の壁面となっております。
そしてその木目に映えている案内表示やゴミ箱入れなどがステンレス製。


号車毎の設備案内です。


大きな1枚片開き出入口は、オフホワイト色。窓が縦スリットとして入れられています。
出入扉ながらデザイン性に優れております。また機能としても扉両側には木目調の握り棒も。


実は連結部もオフホワイトなんです。


同じデッキの出入扉でも左手横にAEDが用意されている号車もあります。




5号車車内販売カウンター付近の様子です。緩やかな曲線を描く通路が有ります。


この時は営業はしておりませんでしたが、曲線の通路側にカウンターは設けられており、
カウンター下にはグッズ類が並んでいました。


またここには自動販売機も用意されています。


化粧台です。通路とは暖簾で隔てられていました。
化粧台はシックな雰囲気が整い、落ち着いて使用をすることができます。


車内販売カウンターがない号車でのトイレ等設備の配置の様子です。




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