大手民鉄 |
小田急電鉄 8000系
<未更新車>
唐木田駅にて 04/10/16
唐木田駅にて 04/10/16
青一本帯を箱に巻きつけて。方向幕のままであるのが未更新車です。
はい。それでは車内全景からどうぞ。
雰囲気は青の世界といったところでしょうか。光線の有り無しにはもちろん左右されますが、
青と言っても暗めの青、また壁面も同系統の色彩であるためどうしても暗いイメージがつきます。
天井の様子です。照明はそのまま剥き出しなのですが、意外にも空調は中央のライン。
ちょっとこのあたりはデザインの拘りがあったのかも。吊り革は交換されてます。
次に妻部の様子です。両側に腰掛が設定され、また妻窓がありますね。
車両によってはこのように赤系統の表地の優先席が妻部に設定されています。
車両中央にある腰掛です。7人掛のロングシートはバケット形状有り。
このお陰できちんと座らないと座り心地がとっても悪いです。(^^;
妻部の腰掛は4人掛。妻壁にも表地が張られているのが特徴的。
優先席です。
端部の仕切はパイプ製。ちゃんと着座する人の肩逃がしで膨らんでいるんですよ。
出入扉です。素材感たっぷりの扉は一昔前の通勤車両の雰囲気がそのまま出てますね。
扉上部は横からの差込式の広告枠となっております。
今度は先頭車両の運転台に近付いてみました。扉がすぐそこまで来ていますので腰掛はありません。
窓が大きくて前面展望は結構楽しめますよ。
運転台です。
<更新車>
唐木田駅にて 04/10/16
方向幕がLED電光表示と変わっています。
さあて、上の未更新車との違いをお楽しみ下さい。
雰囲気ががらりと違いますね。この違いを生み出しているのはきっと色彩です。
寒冷色から赤などの暖たたかみある色彩への変化がその結果に繋がっていると思います。
天井は変わっていませんが、白の化粧板に変わって何だか反射された表情が艶やかです。
腰掛のバケット形状は変わってませんが、車内の雰囲気に一番目立つ赤!
端部の仕切もパイプ製で変わってませんけど、定員着座を目指しセンタースタンジョンポールが新たに。
次に妻部の様子です。仕様構成は変わっていないのですがリラックスできるような雰囲気になりました。
あとこれは未更新車でも同じなのですが、妻部にある優先空間の窓には優先席サインが貼られています。
それからユニバーサルな考え方で吊り革の高さも変えられております。
出入扉です。あれ?妻部の貫通扉は白の化粧板にお化粧されたのにここはそのままですね。
ただ上部の広告枠はなくなり、代わりにLED式の電光表示器が設置されてます。
表示は停車駅の表示など簡易的なもののみです。
運転台に近付きつつありますが、運転台の前に右手に未更新車と異なる箇所が…
そうなんです。これ折りたたみ式腰掛なんです。
他の車両は新宿寄に優先席が設定されているのですが、ここは運転台のすぐ横に扉があるため、
腰掛が存在しないからでしょうか、未更新車にはなかった優先席がここに考えられました。
通常は折りたたみ式腰掛を引き出してロングシートの一部として使用しますが、
車椅子の方が乗車される場合きっとこのスペースでの乗車を想定しているのでしょうね。
座り心地は折りたたみにしては案外悪くはなかったですよ。もちろん握り棒も忘れてません。
なにやら折りたたんだ状態の時に下に見える黒いものは…
この黒のレバーを操作することで腰掛を引き出すことができます。
ただ使い方がまったくどこにも書かれていないということは引き出した状態がデフォルトなんでしょうね。
仕様構成は変わっていませんが、白になった化粧板のお陰で明るい雰囲気です。
あっ、何気に運転士腰掛も表地が客室内と同じになってますね。(^^;
元々このように側面の窓は戸袋窓まである大開口なもので、色彩とともに明るい車内となりました。
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