大手民鉄

10000系



本川越駅にて 01/01/14

昭和44年の西武秩父線開業と同時にデビューした初代レッドアロー号
5000系の代わりに、平成5年に登場した車両がこの10000系です。
新宿線では「小江戸号」として、池袋線・西武秩父線では
「むさし号」「ちちぶ号」「おくちちぶ号」として活躍しています。


西武新宿駅にて 01/01/14

トレードのNRAが施されています。



まずは車内設備から。


車椅子も楽々通れる大きな扉に取り囲む壁すべてが淡い紫を基調とした仕様です。
空間に広がりがあるのでゆったりとした印象を受けますね。
もちろん所々に横の握り棒も忘れていません。


洗面台もご覧の通り。左手の握り棒が嬉しい配慮です。



客室内へ


客室内も腰掛のモケットは全体的に淡い紫を基調とした色彩でまとめられています。
背ズリには枕カバーがかかっており、これは水色です。
この紫と水色のすっきりとした色彩感覚が爽やかさを感じさせます。


車端部の様子です。出入扉上部には電光表示器が備えられています。
そこから伸びる照明と天井はとてもシンプルなデザイン。色彩にも合ってますね。


さて腰掛です。2人掛腰掛からまずご覧下さい。
背ズリ自体は横に引き込まれた簡単なバケット形状、枕部がやや前に出ているのが特徴的です。
その枕部に合わせて水色の枕カバーが全体を覆っています。
側ヒジ掛は全体が樹脂で覆われたもの。ちょっと冷たい感じがするのが残念です。


背面は上部に背面テーブル、下部にアミ袋、そして足元にはバー式の足掛があります。


今度は1人掛腰掛。ほぼ2人掛仕様と同じですが、身障者の方が利用することを想定に、
通路側の側ヒジ掛は上に跳ねあがるようになっています。
そして車椅子固定用のベルトも見えていますね。



2017/01/08更新

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先頭1・7号車にトイレ・化粧室・自動販売機
トイレは1号車が洋式、7号車が和式



飯能駅にて 2016/12/10


西武秩父駅にて 2016/12/10


まずはデッキ空間から。


1号車出入扉は車椅子に対応するため大型な扉となっています。


1号車デッキ各設備ですが右手が大型トイレ。
左手には自動販売機に化粧室スペースが設けられています。


化粧室はカーテンで仕切る簡単なものとなっています。
他の空間と同じ化粧板で造られているため空間の存在を意識しづらいかも。
足元にはくずもの入れも用意されています。


ぴったりと収まった自動販売機。


トイレ横スペースです。これはぁ元公衆電話器設置スペースですね。


もちろんトイレはボタン式。


斜め対面にあるのは男子小用。


こちらはもちろん車椅子対応の大型トイレ。


さて7号車他出入扉は車椅子想定はしていない狭めの幅。


配置されている設備構成は1号車に同じです。


扉横はと言うと、僅かな隙間を活かしてくずもの入れスペース。
飲み物と燃えるゴミは分別です。
上部には各車両の設備について案内表示。


車椅子には対応していない和式トイレ。


運転台横のデッキの様子です。


運転台です。

客室へと入ります。


腰掛が変わり表地が青になるとだいぶ雰囲気が変わりました。


妻部隅用テーブル。本当にテーブルのみ。


妻部もあくまで車内雰囲気に協調していますが、
特に出入扉のグレーが引き締めていますね。
LED式案内表示器他機能としては変わっていません。


それから側面窓はカーテンへと変わりそれだけでも柔らかさが出ました。


カバーのかかる照明。


さぁ最後に腰掛。フリーストップリクライニング。
以前と比べて側ヒジ掛けが非常に小さくなりほぼ背ズリと台座を連結する存在に。 背面テーブルに小さ目の網袋、機能としては一般的。


こちらは身障者用腰掛。
車椅子に対応するシートベルトが側ヒジ掛に見えています。
かつヒジ掛も跳ね上がる仕掛け。




西武10000系ちちぶ号 西武秩父駅を出発です。(1分1秒)
ダウンロード[https://youtu.be/yrNWUkTA-aI](33,600KB)

西武 10000系 小江戸号行き先案内です。(2分14秒) ダウンロード[koedo-guide.rm(539KB)]




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